ムスリム同胞団(ムスリムどうほうだん、アラビア語: جماعة الإخوان المسلمين、ラテン文字転写: Jamā‘at al-ʾIḫwān al-Muslimūn/Muslimīn、IPA: [elʔexˈwæːn elmosleˈmiːn]〔アル・イフワーン・アル・ムスリムーン〕、英語: Muslim Brotherhood)は、中東におけるスンナ派のイスラム主義組織。 20世紀前半のエジプトで生まれ、長い間、非合法組織として政権に抑圧された歴史を持ち[1]、中東地域に広がるスンナ派の代表的な社会運動・宗教運動組織である。 世俗法ではなく、イスラーム法(シャリーア)によって統治されるイスラム国家の確立を目標としている。2010年以降の最高監督者はムハンマド・バディーウ(ただし、2013年にエジプトで逮捕されて以降、身柄を拘束されている)。 2011年のエジプト革命の後、自由