レッドチーム(英語: red team)とは、ある組織のセキュリティの脆弱性を検証するためなどの目的で設置された、その組織とは独立したチームのことで、対象組織に敵対したり、攻撃したりといった役割を担う。主に、サイバーセキュリティ、空港セキュリティ、軍隊、または諜報機関などにおいて使用される。レッドチームは、常に固定された方法で問題解決を図るような保守的な構造の組織に対して、特に有効である。 クラウドセキュリティ大手の日本マイクロソフト社では、自社のレッドチームのことを「精鋭ハッカー部隊」として紹介している[1]。日本では認定資格の「脆弱性診断士」の資格がある。「敵対組織」という設定で組織に攻撃する役目を担う部隊である「レッドチーム」とは反対に、これを迎え撃つ役目を担う部隊のことは「ブルーチーム」という。 サイバーセキュリティにおける侵入テスト(ペネトレーションテスト)は、「ホワイトハッカー