ピケティ氏はベストセラー「21世紀の資本」の著者として知られている。同著で、同氏は最近の数十年で世界の経済格差が一層深刻化していることを主張した。彼は11月24日、フランスのル・モンド紙で「テロリズムが、中東の経済的不平等によって増幅されているのは明らかだ。私たち西洋諸国がテロの発生に深く関わっている」と述べた。ピケティ紙の記事は11月30日のワシントンポスト紙にも掲載された。
マイナンバー(社会保障・税番号)の「通知カード」で4日、約5千世帯分の印刷漏れがあることが判明した。ほかにもないか、総務省は全市区町村の調査に乗り出した。配達遅れに続くトラブルの発覚で、日本に住むすべての人に12桁の番号を割りふった新制度が、早くも試練を迎えている。 印刷できていなかったのは、東京都葛飾区の白鳥地区に配る分だ。カードに記す情報が印刷工場に届いていなかったのが原因だった。高市早苗総務相が4日の記者会見で明かした。 カードの作成を担うのは、総務省の外郭団体「地方公共団体情報システム機構」だ。機構は、市区町村から受け取ったカードの情報を国立印刷局に伝えて、印刷を依頼している。 郵便局が11月17日、白鳥地区のカードが搬入されていないと気付き、葛飾区役所に連絡。区が機構に確認を求めたところ印刷漏れが判明した。機構は11月30日に総務省の担当課に報告したという。 機構のシステムは、住
ドイツでは、ボードゲームが盛んだ。「欧州の盟主」「ものづくり大国」と称されるドイツ。敗戦の過去や理論好きな国民性が独自の発展を後押しした「ゲーム大国」の顔もある。毎年約700の新作が世に出る。大人も熱中するボードゲームは、教育現場や難民の社会統合にも応用されている。 ゲーム界の「アカデミー賞」 独西部エッセンで10月に開かれた世界最大級のボードゲーム見本市「エッセン・シュピール」。東京ドームより広い会場に、新作約1100点を含む数千のゲーム盤が所狭しと並ぶ。老若男女がテーブルを囲んでサイコロの目に一喜一憂している。購入前に実際に遊んでみることができるのだ。 独北部在住のシュテファンさん(36)夫妻は、日本のゲーム「街コロ」に、はまったようだ。サイコロを振り、コインの枚数を増やしながら、駅や電波塔など様々な建物をそろえ街を育てていくゲーム。海外でも人気がある。「サイコロの目よりも戦略が勝敗を
シリアでは、アサド政権を支えるロシアが軍事介入した9月末以降、空爆が激化している。過激派組織「イスラム国」(IS)ではない反体制派の勢力圏で顕著だ。トルコに一時避難した住民らが、記者に現状を証言した。 「警告なしで空爆を受けたのは、初めてだった」。シリア北部イドリブ県カンソフラ出身の無職モハマド・サヤディさん(22)は、10月6日の空爆を振り返った。 その日はサヤディさんの婚約式だった。婚約指輪とタキシードを店に受け取りに行こうとちょうど自宅を出た時、道で遊んでいた隣家の少女(6)が「飛行機!」と遠くの空を指さした。 今まで聞いたことのない轟音(ごうおん)が、瞬時に上空に達した。自宅から数百メートルの範囲で少なくとも4カ所、爆音とともに黒煙が上がり、地震のように地面が揺れた。サヤディさんは、立ち尽くす少女を抱いて逃げた。 カンソフラは、米国などが支援する反体制派の自由シリア軍と、国際テロ組
信号機のない環状交差点「ラウンドアバウト」が、導入されてから11月末までの1年3カ月で、7都府県の12カ所から15都府県の49カ所に増えた。警察庁が3日、発表した。来春には19都府県の58カ所になる予定。死亡事故などの重大事故はなかったが、各地で導入直後に運転者のルール違反が散見されたという。 ラウンドアバウトは昨年9月の改正道路交通法の施行で「環状交差点」と名付けられ、専用の標識ができたほか、時計回り▽環状道優先▽環状道への進入時は徐行▽出る時は方向指示器で合図――といったルールが定まった。 出合い頭の事故が起きにくく、速度が出せないため重大事故が減るとされている。調べた結果、重大事故はなかったが、進入しようとした車が環状道を走っていた車やバイクにぶつかったり、横断歩道の歩行者が環状道を出ようとした車にはねられたりした軽傷事故が昨年9月~今年10月に計5件あった。 一方で、環状道を出る時
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大手企業の技術者の多くが、中学入試で出題されるような理数系の基礎的な問題を解けないことが、神戸大学や同志社大学などの研究グループの調査でわかった。 「9-3÷1/3+1」(1/3は、3分の1)という計算問題の正答率は、なんと6割を切ったという。優秀なはずの大手企業の技術者でも、小学生レベルの基礎的学力が身についていないことになる。 中学受験のかなりやさしいレベルで正答率6割切る 研究グループの調査は、2014年度に1部上場の製造業9社に在籍する主に20代の技術者1226人を対象に実施。神戸大学の西村和雄・経済経営研究所特命教授によると、出題した問題は「小学生の中学受験レベルで、計算問題においてはかなりやさしい問題」という。算数と理科・物理、技術用語に分けて、11問を設けた。「技術用語を除けば、文系出身者でも解ける常識問題です」と話している。 その結果、平均は56.66点(100点満点)。こ
寝坊をして後ろめたさを感じることはあるだろうか? ああもう、なんで起きられなかったのもう、自分のバカバカと責めたりするものだが、そこまで悪いことではないかもしれない。 悪いことがあるとすれば、自分の行為を正当化できないことだ。凄く重要な問題を本やネットで調べていて、ついつい夜中の2時まで夜更かしししまった、なんて言い訳は、お母さんが聞く耳を持つはずがない。今月3度目の遅刻でカンカンになった職場の上司なら、尚更通じないだろう。 人生とはそのようなものだが、それでもやはり夜更かしも寝坊もやめられない。日中にどれほど腹が立とうが、どれほど仕事を失おうが、夜に電気を消すような人間に生まれついてこなかったのだから仕方がない。 だが、とびきりのアイデアが閃くのは誰にも邪魔されることのないそんな瞬間なのだ。
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