今回、事故を起こしたバスと同じように、首都圏から長野県へのスキーツアーのバスを運行している別の会社の経営者は、運転手が道を間違えた可能性もあるのではないかと指摘しています。 そのうえで、今回、バスが行程表と異なるルートを走行していたことについて、「行政の監査もあるため、あえて違うルートを通るメリットは少ない。運転手が道を間違えた可能性もあるのではないか」と指摘しています。 この社長によりますと、バスによるスキーツアーは、雪道を走るなど事故のリスクも高い一方、例年、冬の売り上げの8割程度を占める重要な仕事だということで、「今シーズンは暖冬による雪不足の影響でツアーの数自体が少なく、各社とも運行本数が通常の年より減っていて経営が苦しい」と説明しています。 また、貸し切りバスによるツアーの安全対策が強化されるなかで今回の事故が起きたことについて、「ここ数年で業界の安全に対する意識は大きく進歩して