ステージ3相当、18都道府県 兵庫65%・大阪56%―コロナ病床使用率 2020年12月04日21時48分 厚生労働省は4日、新型コロナウイルス感染者用の病床使用率(2日時点)について、18都道府県で25%以上になったとの集計結果を公表した。感染拡大が2番目に深刻な「ステージ3」(感染急増)の水準に達したことを示しており、1週間前(11月25日時点)の15都道府県から拡大した。兵庫県(65%)、大阪府(56%)などで特に深刻化している。 【図解】新型コロナ 都道府県別感染者数・死者数 使用率の計算時に分母となる病床数には、すぐには使えない病床も含まれていることがあり、実際の医療逼迫(ひっぱく)度合いは数字より厳しいとみられる。 使用率が最も高かったのは兵庫で、重症者急増を受け独自基準の「非常事態」を宣言した大阪が続いた。他に北海道(52%)、三重(50%)が50%を超え、埼玉・沖縄47%、