自宅周辺の社会経済環境と小学生の新型コロナウイルス感染症の感染リスクとの関連を調べたところ、高学歴者の多い環境で暮らす小学生は感染リスクが低い、卸売・小売業の従事者が多い環境の小学生は感染リスクが高い、などの結果がわかった。同志社大学大学院スポーツ健康科学研究科の大石寛氏(大学院生)、同大学スポーツ健康科学部の石井好二郎氏らの研究の結果であり、詳細は「Children」に4月30日掲載された。 居住地域の社会経済環境と新型コロナ感染症の感染リスクに有意な関連があることは、既に複数の研究から明らかになっている。ただし研究の多くは海外で行われており、また新型コロナ感染症の重症化リスクが低い小児を対象とした研究は少ない。日本は子どもの相対的貧困率が高いこと、および、当初は低いとされていた子どもの新型コロナ感染症感染リスクもウイルスの変異とともに高まってきたことから、国内の子どもを対象とした知…
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