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ブックマーク / takedanet.com (7)

  • 武田邦彦 (中部大学): 次の原発事故までに「気象庁」を廃止すれば被曝は減る

    (激しくやります。腹が立って!!) 原発事故が起こった3月12日の夕刻のことだった。私は、政府やNHK、それに東大教授が「遠くに逃げろ!」と言ったのにビックリした。 原発から「放射線」がでるのではない。「放射能物質の灰」が火山の噴火と同じように風にたなびいて移動する。だから、「遠く」ではなく、「風をみて」ということだ。 政府は直ちに気象庁に風向き予想を求め、それをNHKが発表し、それを東大教授が解説しなければならない。 ところが、気象庁は福島原発付近の風向きを出さなかった。 奇妙なことにNHKは事故から2週間ぐらいたって、「地震で風向風速計が壊れていたが、昨日から使えるようになった」として風向きの報道を始めたが、実は気象庁は風向きの予想をIAEA(国際原子力機関)には報告をしていたのだ!!! ・・・・・・・・・ 原発の事故でもっとも大切なのは風向きだから、IAEAは原発の事故が起こったら、

    yukatti
    yukatti 2011/07/29
  • 武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110526 みんな死ぬのだから・・・という論理を考える

    の法律では「1年1ミリ」が被曝限度だが、「1年100ミリまで大丈夫」と国、専門家、医師、自治体、新聞記者が言っている. 他の人の意見が自分と異なる時には、 「なぜ、教養も責任感もある人が、自分と違うことを言っているのだろうか」 と考えることが私のやり方だ。 自分が正しいということはない.自分の意見と他人の意見が違うだけだ。 ・・・・・・・・・ 「1年100ミリまで良い」と言った人は、たとえば、 1)   衆議院の委員会で私と一緒にでた原子力安全委員会の委員の方、 2)   朝日新聞の女性の記者で署名記事を書いた人、 3)   長崎大学の教授で福島のアドバイザーをしているお医者さん、 4)   東工大の若手の女性の原子力関係の研究者(放射線防護) 5)   松戸市のお役人などの地方自治体の人、 などでいずれも蒼々たるメンバーだ。 そのほか、原子力安全委員長、文科省の大臣、厚生労働省、官房

    yukatti
    yukatti 2011/05/26
    恐らく中川先生の http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110525dde018040043000c.html への反論。"人間の目的は死ぬことではなく、毎日の生を楽しむことにあると思っている""酒の飲めない人に強制的に飲ませるのはダメという考えだ"
  • 武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110521  夏の服装・食材の選択

    昨日はさんまさんの「ホンマでっか」の収録をして、私にとっての激動の1週間がおわりました。 国会やテレビ、それに福島の講演と多くの経験ができたと同時に、疲れた1週間でもありました。 ・・・・・・・・・ 徐々に福島原発の事件も第3段階に入りつつあります. 福島原発の破裂で最初の1週間で60京ベクレルほどの放射性物質が出ました。60京というと余りに大きいので、わかりにくいのですが、そのうちの10分の1、6京ベクレルぐらいが日の大地に降り注いだと思います。 そして、福島、東京などこの地方にお住みで直接に影響を受けた人を3000万人としますと、一人あたり、20億ベクレルの放射性物質ということになります。 放射性物質の多くが最初の段階で1000分の1ぐらいになりますから、20億ベクレルと言っても、実際に私たちに影響があるのは、 「一人あたり200万ベクレル」 というところでしょう。 水、ホウレンソウ

    yukatti
    yukatti 2011/05/22
    「詳細な汚染マップ」「詳細な食品毎の測定値」を知りたいのは、確かに。
  • 武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ

    ドイツの気象サービス及びノルウェーの発表では、4月5日から7日にかけて、福島原発からの風が一旦、南に行き、四国・九州にまで南下し、そこからさらに偏西風で日列島を縦断して、北海道に達する上ると予想されています。 この図はドイツ気象サービス(DWD)のシミュレーションで、日で4月6日頃にあたります(あまり時間は厳密に考えない方が良い)。 パソコンで図を見ることができない人がおられますので、文章でも説明しますと、福島から一旦、太平洋に出た汚染物質は、その後、東風でぐるっと回って日の房総半島、静岡、四国、九州とまわり、山陰から福井まで達します。 つまり4月6日頃を中心にして初めて福島原発の汚染物質が西日を汚染する可能性がありますので、注意が必要です。 次に示す図はノルウェーのシミュレーションであり、上のドイツの気象サービスのデータから約1日たった状態です(7日ぐらい)。 一旦、日の西日

    yukatti
    yukatti 2011/04/04
    "ドイツの気象サービス及びノルウェーの発表"の紹介。
  • 武田邦彦 (中部大学): 生活と原子力02   1ミリ、100ミリ、「直ちに」の差は?

    福島原発で放射性物質が漏れたとき、一般人が1年間に被曝しても大丈夫な量は、 (法律と私) 1ミリシーベルト (解説者) 100ミリシーベルト 参考;(政府)「直ちに健康に影響はない」 と大きく違いました. これでは普通の人が迷うので、「違いの原因」だけ解説をしておきます. ・・・・・・・・・ まず、100ミリシーベルトを支持する専門家は、国立研究所系研究者、京都大学、長崎大学、東芝関係者などに多いようですが、その一人は、かつて長崎大学におられて、今、京都大学の渡邉正己教授です. わたくしは普通このようなことを論じるときに、個人名を挙げません。それは、内容を批判することがあっても、人間を批判したくないからです。 しかし今回の場合ははっきりと発言しておられますことと、ここでは渡邊先生を批判するのではないので、先生のお名前を挙げさしていただきました。 先生が3月20日に発言されたことは次のような

  • 武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(34) 春休みの終わり、簡単に判断すると

    春休みも終わりに近づき子供を持たれる多くの家庭の方は、これからどうしようかと思案しておられると思います。 先日示した被曝量の表はかなり複雑だったので、それをさらに簡単にして多くの人が参考にできるようにしたいと思います。 また、あまり文章が長くなると複雑になるので必要に応じて分けて整理をしたいと思います。 ・・・・・・・・・ まず第1にどのくらいの放射線を浴びても良いかということを、自分ではっきりと決めておくことです。 ご不安はあるでしょうけども、とにかく決めないと決断をすることができません。 その参考のために二つの例を挙げます。 一つは、日の放射線障害防止の法律と国際放射線防護委員会の勧告で、これは同じ値です.この値を使うということは、専門家に判断をゆだねるということを意味しています。 値は1年に1ミリシーベルトですから、1時間あたりに直しますと約0.1マイクロシーベルトです。 つまり、

  • 武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(27)  大変だけれど・・すべては理屈通り

    今は大変なときだけれど、福島原発と放射線汚染のことは「理屈通り」に進んでいます。 メールをいただいた方の疑問の多くは、報道もあって「理解できない」と感じている人がおられますので、ここでは「放射線汚染は理屈通りに進んでいるので、それにそって考えると良く理解できる」ということで説明をしたいと思います。 ・・・・・・・・・ 混乱の発端は、20マイクロシーベルトの福島市の汚染を「健康に影響がない」と言ったことに基づいています. すべて「規制値」で考えると判ります. まず、福島市の汚染は「規制値(ここでは妊婦、幼児を基準にします)の40倍」です。(ここでは、これ以後、シーベルトとかベクレムということを止めて、「規制値の何倍」だけで行きます。) 規制値の40倍が「直ちに健康に害がある」かどうかは別にして、規制値の40倍であることは確かです. 福島市が規制値の40倍の放射線が観測されたということは、そこ

    yukatti
    yukatti 2011/03/25
    " 基準の何倍だけに注意する"。注意点。
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