ChatGPTなど生成AIの登場で、それまでインターネット検索におけるほとんど唯一の巨人だったGoogleが大ショックを受けたと言われています。何かを調べようと思った際、生成AIに聞いてもネット検索と同じような成果が得られるようになったからです。 それでここほんの1〜2年の間に、Googleのインターフェイスが大きく変わりました。具体的には、検索をかけるとトップにGoogle自身のAIによる「概要」が現れ、その下にも強調スニペットによる代表的な検索結果が続き、さらにたいがいはナレッジパネルと呼ばれる説明やWikipediaのページが並んで、その下にようやく以前のような一般的な(?)検索結果が示されるようになったのです。 なんといいますか、こうしてGoogleが生成AIに寄り添っていった結果、ネット検索の質が変わってしまったような気がしています。世界中のウェブサイトを網羅的に眺めて必要な情報