機種別でも見ていこう。 NECの「N902i」には、大きな変更はないようだ。出荷時は独自方式の日本語入力──5タッチで予測変換を行う一般的なものがデフォルトでセットされている。T9ダイレクトは、入力したい文字の頭の1文字を入力していけば、想定される単語の候補を漢字で並べてくれる(3月28日の記事参照)。各社が予測変換機能を強化する中、T9というシングルタップ入力方式にこだわるNECだが、慣れてしまえば「T9ダイレクト」は非常に快適に入力できるのは確かだ。 シャープの「SH902i」も、文字入力に関しては小さなアップデートに留まる。感情表現に関する言葉のあとに、関連する絵文字がつながり候補として表示されるのが変更点の1つだ。ちょっと面白いのは、「カナ英数」変換機能だ。「あ」×1、「わ」×3と押して「100」が候補として現れる端末は珍しい。とはいえ、当初から機能の豊富だったケータイShoinだ