グループウェア国内シェア1位のサイボウズが2012年5月14日、「サイボウズ式」という自社メディアを立ち上げた。同社PR担当の社員が3人のスタッフとともに、ブログ形式の記事を更新している。 「新しい価値を生み出すチーム」におけるIT活用をテーマに取材記事などを掲載しており、5月29日にはソーシャルメディアマーケティングを手がけるループス・コミュニケーションズへのインタビューを掲載している。 競合商品のメリットを語る記事を掲載 とはいえ、ループス社はサイボウズ製品のユーザーではない。そのうえ彼らは記事の中で、競合サービスになりうるフェイスブックの、グループ機能の活用方法とメリットについて存分に語っているのだ。 普通このようなPRサイトでは、自社製品のユーザーに、いかにその製品が素晴らしいかを語らせるものだ。それによって自社製品の購買メリットを訴え、販売促進につなげていく。それ自体は悪いことで