マイクロソフトは、主力ソフトウェア「Office」の対象ユーザーを見直し、家庭での利用者増を図る。マーケティング活動でも、タレントを使い、Office製品の家庭における楽しみ方を動画で紹介する特設サイトをつくるなど、企業向けというOfficeの硬いイメージを壊す考えだ。 同社が2008年10月31日に開始したのが「オフィス 2007 でヒーローになろう!」というキャンペーン。家庭のPCでOffice 2007の利用を促す。特に企業向けのイメージが強いプレゼンテーションソフトのPowerPointで、年賀状やサークル活動の案内状、デジタルカメラを使った写真アルバムを作成しようと呼びかけているのが特徴的だ。特設サイトでは、パワーポイント版昔話「かぐや姫」編などの動画コンテンツを用意し、Officeの家庭における新たな使い方を提案している。 インフォメーションワーカービジネス本部の飯島圭一氏は「