愛着障害の医学的定義は「反応性アタッチメント障害(反応性アタッチメント症)」と「脱抑制型対人交流障害」に分けられます。 「反応性アタッチメント障害(反応性アタッチメント症)」も「脱抑制型対人交流障害」も、5歳以前に発症するとされています。「反応性アタッチメント障害(反応性アタッチメント症)」は人に対して過度に警戒するという特徴をもち、「脱抑制型対人交流障害」は過度になれなれしいという特徴をもっています。 以下が診断基準です。 ◆反応性アタッチメント障害(反応性アタッチメント症) 反応性アタッチメント障害(反応性アタッチメント症)は、心的外傷およびストレス因関連障害群に分類される障害で、つらいときも最小限しか甘えない、またはやさしさに反応しないといった様子が常に見られます。 また、他者に対して最小限しか反応がない、喜び、希望、満足といった陽性の感情が限られている、大人に対する脅威や不安を感じ
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