【三井本館】旧三井財閥の本拠、「東洋一の大金庫」と旧社長室を特別見学 5/25(土), 5/26(日) ガイド:三井住友信託銀行日本橋営業部 4,000円(要申込)
大阪の南海なんば駅前で歴史的な大改造が実現しようとしているのをご存知ですか? いま世界的に道路を「車」から「人」を中心とした歩行者天国のような空間へと再編される動きが広がっています。 海外に目を向けるとニューヨークのタイムズスクエアをはじめ、道路や河川を歩行者のための快適な空間として再編されたという事例もあります。 このような取り組みは世界的に見ても最先端の街づくりといえますが、日本でも御堂筋周辺などで同様の取り組みが加速。その御堂筋の終点にあたる場所、南海なんば駅前を人中心の空間とするプロジェクト「なんば駅周辺道路空間再編事業(通称:なんばひろば改造計画)」について詳しくご紹介します。 なんば駅前広場ってどんな場所? 関西国際空港まで直結している南海なんば駅や髙島屋大阪店の南側、大阪市内を南北に縦断する御堂筋の終点でもあるこの場所は、道頓堀や千日前、日本橋へとつながる3つの商店街の起点で
北区の旧古河庭園にある洋館「旧古河邸」と、文京区の「銅(あかがね)御殿(旧磯野家住宅)」が新型コロナウイルスの影響で運営資金不足に陥っている。双方の建物を管理運営する公益財団法人大谷美術館は先月から、インターネットで資金を募るクラウドファンディングで支援を呼び掛けている。 (砂上麻子) 旧古河邸は、鉱山などで財をなした古河家の本邸として一九一七(大正六)年に完成。鹿鳴館など文明開化を象徴する建物を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(一八五二〜一九二〇年)が設計した。洋館内部に和室を取り込んだ珍しい構造で、都公園協会管理の庭園とともに国名勝に指定されている。 洋館を背景に約百種類のバラが咲く庭園は写真撮影スポットとして知られる。二〇一九年に亡くなった日本文学研究者ドナルド・キーンさんは園内を散策し、「ここで暮らせば幸せになれる」と直感。窓から庭園が見えるマンションに住みたいと目当ての部
2020年に予定されていた東京オリンピック前後、そしてコロナ禍となってからも都心の再開発の勢いは止まるところを知りません。これを東京の活力と見るべきなのか。しかしそこで失われていくのは昭和の街並みです。 1960-70年代の高度経済成長時代、日本の建築家やスーパーゼネコンは大いなる躍進を遂げ、世界的な名声を得ていきましたが、その時代に建設された築50年前後の建物が、今、続々と解体されています。 近年すでに解体されたものには、銀座のソニービル、虎ノ門のホテルオークラ旧本館・別館、黒川紀章設計のメタボリズム建築を代表する作品・中銀カプセルタワービル、丹下健三設計の旧電通本社ビル、浜松町の世界貿易センタービルなどがあります。 東京が都市として新陳代謝していくため再開発は仕方のないことと思いながら、私が子どもの頃から親しんできた建築や風景が失われていくことには悲しさと残念さを感じざるを得ません。
「名建築で昼食を 大阪編」の番組応援キャンペーンを実施します。 Instagramで番組視聴者が推す名建築の写真を【#私推しの名建築】を添えて投稿してください。 素敵な名建築を投稿してくれたユーザーの中から抽選で5名様に池田エライザ&田口トモロヲサイン入りポスターをプレゼント! キャンペーン期間は8月12日(金)~9月21日(水)まで。 どうぞご参加ください。 ※投稿いただいた写真は当HPでご紹介させていただく場合がございます ※キャンペーン実施期間【8/12(金)~9/21(水)】に投稿されたものに限ります ※DMにて当選通知を行います。投稿アカウントのDMは開放しておいてください。 大阪市中央公会堂/生駒ビルヂング/芝川ビル/神戸女学院/綿業会館/日本銀行大阪支店 旧館/大阪ガスビルディング/船場ビルディング/大阪農林会館/大阪府立中之島図書館 ※写真の並びとは異なります 番組内容 池
これからの建築を考える時、「玉虫色」というキーワードが有効ではないか。そんな考えをこの文章で書いてみたいと思う。自分という存在、共同体、建築……。現代においてはあらゆるものが多義的で、複数の異なる側面が同時存在している。そこでは今まで「個」として捉えられていたものすらも、互いに異なるさまざまな側面の集合として浮かび上がるだろう。まして実際に多数の人が関わる思考の場がもたらす、集合的知性の世界においては、多義性というものがますます重要になる。 そんな多義性の時代の建築のあり方、それを玉虫色という言葉で捉えてみたいのだ。しかし、僕はここで(ワークショップの話などを通じた)ポリティカルにコレクトな建築の話をしたいのではない。むしろそういう話も包含してしまうような、インクルーシブな多義性を持った建築=玉虫色の建築の話をしようとしている。そこでは作家的であることと、コレクティブであることが、それこそ
こんにちは!坂好きの副偏集長の外山田です。趣味がトレイルランということもあり、急勾配の激坂を見つけると駆け上がりたくなるオカシな志向性を持ち合わせている勾配フェチでもあります。 さて、そんな激坂好きの私にとって、初見の坂でもそれが激坂なのか、そうではないのか、一発で見分けるノウハウを持っています。せっかくなので(何がせっかくなのか…)、そのノウハウを余すことなくお伝えしようと思います。 その名を『真空コンクリート舗装』と呼ぶ急勾配の坂によく見るOリング街中で、この丸いドーナツ型の凹みをした道を見たことはありませんか? すべり止めの「Oリング」と呼ばれるそうですが、これこそが激坂のサインです!この形状をした坂道を見つけたら、そこは100%激坂です! 道路は通常、アスファルト舗装だと思うんですけど、これはコンクリート舗装なんです。コンクリートの舗装路を見かけたら「もしや、ここは激坂か?」と疑っ
黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定「中銀カプセルタワービル」で知られる黒川紀章が自身の別荘として設計し、50年にわたって非公開とされてきた長野県の「カプセルハウスK」が、修繕を経て5月に一般公開。現在は保存のためのクラウドファンディングも行われている。 「カプセルハウスK」の外観 写真=山田新治郎 「中銀カプセルタワービル」などで知られる建築家・黒川紀章が自身の別荘として長野県北佐久郡に建て、50年にわたって非公開とされてきた「カプセルハウスK」が、5月に一般公開される。 「カプセルハウスK」は、「中銀カプセルタワービル」と同じBC-25型のカプセルを住宅の諸室として用いた建物。急斜面に立ち、玄関やリビングのある中央部の周囲には、2つの寝室、茶室、厨房の4つのカプセルが取り付けられている。 公開にあたっては、工学院大学建築学部の鈴木敏彦研究室
江戸末期の開港以来、海外の文化をいち早く取り入れてきたモダン都市・横浜は、歩いてめぐって、食べて、泊まる、都市型の観光を楽しみながら、数々の名建築まで味わえる特別なまち。東京からなら日帰りでも十分、外国人居留地としての歴史をたどる港町ならではの異国情緒に触れることができるけれど、建築・文化・歴史好きならば一度は宿泊してみたいと憧れるクラシックホテル〈ホテルニューグランド〉を起点に、1泊2日ゆっくりじっくり、さまざまな建築を訪ね歩いた。 横浜には現代的なビルと調和しながら、いくつもの歴史的な建物が残されているが、そのほとんどが大正末期から昭和初期に建てられているのは、関東大震災で市街地の中心部が壊滅的な被害を受けたからだ。多くの人や建物が失われた不幸を乗り越え、古きよき文化を守りながら震災復興都市計画がおこなわれ、今も歴史的・文化的価値のある建物の保存や活用が積極的におこなわれている。 山下
2020年の東大退職を前に開かれた隈研吾氏の全10回の最終連続講義。第2回目のゲストは社会学者で東京大学名誉教授の上野千鶴子氏と社会デザイン研究者の三浦展氏。初回、3回目と建築家がゲストだったことからすると異色の組み合わせのようだが、実はお二方との関係は長いと隈氏。 上野氏と出会ったきっかけは、隈氏が1986年に出した最初の著作「10宅論」。 ニューヨークのコロンビア大学で研究員をしていた時に書いたもので、当時、建築家のバイブルとされていた篠原一男氏の「住宅論」に軽く疑義を呈した内容だった。 「『住宅論』は個人住宅を神聖なものとし、それを設計する重要性について書かれた本。簡単に言えば『個人住宅、サイコー!』です。それに憧れて建築家を目指した人も多く、圧倒的な影響力があった著作でしたが、個人で重い負担を負って家を建てて所有するということ自体がとんちんかんに思われましたし、本当にそのままでいい
広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、JR広島駅の南口広場を再整備する計画を進めています。 駅前広場のレイアウトを見直し周辺に分散したバス乗降場を集約し、路面電車を駅前通りを経由するルート(駅前大橋線)に変更の上、広島駅の2階に乗り入れ、自由通路からの乗り換え利便性向上を図ります。 これに伴いJR西日本は現在の駅ビルを建て替える予定です。 駅前大橋線整備で新たに軌道を敷設することになるため、 広島市では環境影響評価(環境アセスメント)が実施されています。 このアセスに関わる資料が広島市HPで公開されていることをTwitterで教えていただきました。 広島のがんもさん、うましさんありがとうございます。 かなり興味深い内容だったのでご紹介いたします。 【広島市】:(仮称)駅前大橋線軌道建設事業 ここが公開されているページです。 現在は”こんな計画で評価を行います”という「環境影響評価実施計画書
上は昭和6年の地図。中央部に同潤会住宅と書かれ部分があり、湾曲する道が巡らされているのが分かる。左上の四半分を除き、こうした湾曲した街路が作られていた 下はGoogle Earthで見た現地。周辺に比べて不自然な角度で家が建っている区画があるが、これがかつての湾曲した街路に沿って建てられた荏原住宅の名残り。外側の道路に面した住宅は建替えられたが、内部は建替え不能で残されてきた 同潤会といえば表参道や代官山などにあった集合住宅をイメージする人が多いだろう。だが、関東大震災後の住宅不足に対処するために設立された、同潤会が復興住宅として建設したのは集合住宅だけではない。低層木造住宅も多く建てられており、そのひとつの類型が大正13年度内にほぼ完成した、医職住を考慮した付帯設備のある普通住宅(仮住宅と区別するための名称)である。 東京、横浜の12ヶ所に点在する普通住宅は全部で3,700戸あまり。まと
2017年春からの新シェアオフィスの初期メンバーを募集します!現在、シェアオフィスとして活用中の中銀カプセルタワービルB908プロジェクトに共感された別のオーナーさんからご相談があり、2017年3月からカプセルA606でもシェアオフィスを行います。窓からの眺めも良く、オリジナルのユニットバス、収納や机も良い状態で残っているカプセルらしい貴重な一室です。 今回は、2017年3月〜8月利用の初期メンバーの募集です。 当初、定員を3名で募集しておりましたが、ご要望も多く定員を5名まで増やして残りの1〜2名を再度募集致します。当初よりも、ひとりあたりの会費などが下がりますので、ご検討頂ければ幸いです。 6ヶ月ごとに継続利用の意向を確認します。 欠員がでた場合は、再度募集を行います。 撮影:蔵プロダクション ●中銀カプセルタワービルとは? 建築家の故・黒川紀章氏による設計で、1972年に生まれた名建
東日本大震災では多くの建築家が被災地に入り、復興支援活動に取り組んできた。シーラカンスアンドアソシエイツの小嶋一浩代表もその1人だ。小嶋氏は建築家による復興支援ネットワークであるアーキエイドで中心的な役割を果たしてきた。5年間の経験を通して、事前復興の必要性を痛感したという。その思いを聞いた。
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