この中で業務汎用性が低い「レベル1」で業務の現場メンバーによって自動化するか外注するかで仕分けする部分に「RPA」を位置づけているわけだが、同時に「iPaaS」も記載している。このiPaaSとは何か、RPAと何が違ってどう使い分ければいいのかについて考えてみたいと思う。 "iPaaS" とは何か? "Integration Platform as a Service"の略で、クラウド統合プラットフォームとも呼ばれる。ガートナーが2011年に行っている提言1によれば、定義は「個々の組織内または複数の組織間におけるオンプレミス型およびクラウド・ベースのプロセス、サービス、アプリケーション、データのあらゆる組み合わせを接続する統合フローの開発、実行、ガバナンスを可能にするクラウド・サービスのスイート」とのことです。もう少し簡単にいうと、「クラウドサービス(やオンプレミス)のシステム同士を接続・統