南海鋼索線(高野山ケーブル)に導入する新型車両のデザインが決定。流線型の外観、朱色のコンセプトカラーで「和洋折衷」とし、高野山への期待感を醸成するといいます。 客車部分はスイスの会社が製造 南海電鉄は2018年6月6日(水)、高野山ケーブル(鋼索線)に導入する新造車両のデザインを発表しました。 1号車のイメージ。車体の朱とラインの白で寺社仏閣をイメージさせるとともに、現行のケーブルカーや特急「こうや」の配色を継承する(画像:南海電鉄)。 コンセプトは「期待感」「癒し・調和」「安全・安心」です。客車部分の製造は、スイスのキャビンメーカー、CWA社が手掛け、車体はヨーロッパ風の流線形に。南海電鉄によると、外装のコンセプトカラーは高野山・壇上伽藍の根本大塔を想起させる朱色を採用し、「和洋折衷」のデザインとします。また、同様に朱色を採用している特急「こうや」や観光列車「天空」などとともに、高野山へ