【目的と概要】レコードやCDの楽曲を楽譜に起こすという古くから取り組まれている問題に加え、着うたやiPod/iTunesなど音楽配信市場が拡大している現在、膨大な楽曲の中から所望の楽曲を得ることを目的とした音楽への自動タグ付けなどが求められています。音楽音響信号のピッチ推定はそういった問題を解決するための一つの手法ですが、楽曲の多様性や音色の豊かさなどから未だ有効な解決策が打ち出されていません。 Specmurt分析は我々が2003年に提案した「ピッチ可視化」を行う手法です。この手法は調波構造が短時間フレーム内でピッチに依存しない(共通調波構造)という仮定をおくことにより、「ピッチの推定」を行う手法に比べシンプルな実装と高速な処理を達成しています。また、共通調波構造を反復推定によって求め、初期値依存性を大幅に低減する手法を開発しました。 【着眼】楽音の基本周波数と倍音の位置関係は、線形周波
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く