おそらく「無知の知」ほど多くの人に誤解されているというか、都合良く解釈されている警句、故事は少ないだろう。これは本質的には「自分が物知りだと思うことを戒めている言葉」ではない。自分が頭が良いと思っちゃいけないよ、と言ってるわけではない。その逆だ。「頭が良いというのはこういうことなんだぜ」ということを言っているのである。「おれはお前より物知りなんだぜ」ということを表している言葉なのだ。 ソクラテスは怖ろしい。彼は人類史上最高の「クレタ人メソッド」の使い手と言って過言ではないだろう。ぼくが最も憧れる存在の一人である。表向きはへりくだった謙虚さをアピールしているものの、その裏には彼のおそろしい自信と自負心、そして尊大さが垣間見える。確かに、「無知の知」はそれ自体人の自信過剰を戒めているようにも受け取れるが、ソクラテスが伝えたかったのはそんなことではない。要は、「結局自分は世界で一番物知りなんだぜ
http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20081031/p2 思うに、専門が云々、というような難しい話ではないです。 まず前提を、それも、一人で考えましょう 「一人一人をちゃんとみんなで守る、そういう社会をコツコツと作っておくべきだった」「この社会を壊したくない、そう思うように一人一人を大事にしておくべきだった」・・・いや、そこで「そういう社会」の具体的なイメージがどうもよく掴めないのですが・・・。 そういう「具体的イメージ」こそ、専門家に任せてくださるとよいな、と思います。僕からあなたにお願いしたいのは、「具体的イメージを書く」ことではなく、「具体的イメージを要求すること」です。そのためには、もちろん、「社会はなんのためのもの?何を目的にするの?」ということを先に決めておく必要があります。だから、HALTANさんがまずなすべきことは、「この社会はどうあるべきか」、それ
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