岡田監督南アW杯で引退「サッカー界には戻らない」 大声を張り上げ選手に指示を出す岡田監督 サッカー日本代表の岡田武史監督(51)が、今回の代表監督を最後にサッカー界から退く決意を固めていることが5日までに分かった。近い関係者に明かしたもの。7日の南アフリカW杯アジア3次予選第4戦、オマーン戦に向けた現地練習では、気温40度を超える悪条件の中、選手に腹を据えて戦い、走り勝つことを要求。プロ監督として、これで最後の仕事となるかもしれない現場では一切の妥協を許さず、日本をW杯へと導くつもりだ。 焼けるような日差し。噴き出す汗。灼熱(しゃくねつ)地獄のオマーンを前にしても、岡田監督は方針を曲げなかった。現地入りして最初のミーティング。悪条件に戸惑う選手を鼓舞するように、厳しい言葉をかけた。「暑いとかグラウンドが悪いとかいろいろある。一戦一戦勝つことに集中しよう。もう腹をくくるしかない」 岡田監督が