「今年は1本でも多くライブをやりたいと思ってます」。2012年1月14日に東京キネマ倶楽部で行われたキャリア初となるソロライブで、そう話した石橋凌。公約通り、去年は俳優業と並行させながらも数多くのライブを行ってアーティストとしての表現活動を充実させたわけだが、その集大成的な意味で発表されるのが、12月16日の赤坂BLITZ公演の模様を収めた映像作品「SHOUT of SOUL」だ。 今回は石橋に、この1年を振り返ると同時に過去と現在と未来を存分に語ってもらった。 取材・文 / 内本順一 撮影 / 広川智基 衣装協力 / BLACK SIGN ──2011年12月に初のソロアルバム「表現者」を出されて、最初のソロライブが2012年1月の東京キネマ倶楽部。今回の映像作品のボーナストラックにその模様が収録されていますが、この公演のチケットは即完となり、オークションで数万円の値が付きました。 ああ