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  • 「THE OUTSIDER 第8戦」魂荒ぶる戦慄の舞台裏レポート!(前編)

    前田日明が主催する不良系格闘技イベント『THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)第8戦』が11日、東京のディファ有明で行われた。優勝賞金100万円と”喧嘩最強”の称号を賭けて争う、65~70kg級トーナメントが今大会からいよいよ開幕。野村剛史、佐野哲也、吉永啓之輔、武井勇輝が1・2回戦を勝ち上がり、ベスト4進出を決めた。また、通常通りシングルマッチも行われ、全国から集まったアウトローたちがリングの内外で熱い火花を散らした。 誰かが勝てば、誰かが負ける。悲喜こもごもな舞台裏レポートをお届けしよう。 “リアルマッドタイガー 解き放たれた虎” 大山勇樹(32歳) 少年院2回、刑務所2回。施設生活12年を経て、シャバに出てきたこの男。スキンヘッドに、筋骨隆々の体。まるで金剛力士像のような佇まいである。試合前の控え室で恐る恐るインタビューを申し込むと、穏やかな口調で快諾してくれた。 ──今日の

    「THE OUTSIDER 第8戦」魂荒ぶる戦慄の舞台裏レポート!(前編)
    zenibuta
    zenibuta 2009/10/21
  • エロいのにいやらしくない!! ロリキュート美女吉川麻衣子の進化するエロス

    キュートなロリフェイスながら、手ぶらに水着一枚や裸体で体育座りなど、毎回大胆な衣装でファンを楽しませてくれる吉川麻衣子の最新DVD『まいまいせるふ』が発売し、その発売記念イベントが東京・秋葉原の石丸店で開催! 日刊サイゾーもムッチムチのロリ美乳と、鍛え抜かれた引き締まった腹筋とのバランスがたまらないマイマイの進化し続ける極上エロスを拝むべくイベントレポートに出た!

    エロいのにいやらしくない!! ロリキュート美女吉川麻衣子の進化するエロス
    zenibuta
    zenibuta 2009/10/20
  • 空前のブームを巻き起こす『ラブプラス』開発チームを直撃!(前編)

    2009年9月3日。その日、日中のオタクが一斉にリア充となった。 この大事件の立役者が、すでにオタクのみならず一般人もその名を知ることとなったニンテンドーDS用ソフト『ラブプラス』(KONAMI)だ。架空の女の子と「男女交際」できてしまうという前代未聞のゲームである作は、いかにして生まれたのか。何を『ラブプラス』というゲームで表現しようとしたのか。そんな疑問をプロデューサー・内田明理さんとディレクター・石原明広さんにぶつけてみた。 話題はゲームの開発秘話から女性ゲーマーの作に対する心理、果ては現代人の恋愛観など意外な方向に発展していった。このインタビューを読めば、作は単なる「萌えゲーム」ではないと理解できるはずだ。 ――現在『ラブプラス』旋風といえる現象が起きていますが、このフィーバーぶりは予測していましたか? 内田 内容には自信があったので、盛り上がっていただけるだろうと想定して

    空前のブームを巻き起こす『ラブプラス』開発チームを直撃!(前編)
  • 「お前ら、潰すぞ!」生放送中に東京03を恫喝した島田紳助 その後の和解劇真相

    興業が、東京スポーツが5日に報じた「マジギレ! 紳助生放送中に大暴れ”潰すぞ”」という一面記事に激怒、同紙に対して厳重抗議をした。 「東スポらしい、一方的な記事でした。紳助の名誉に関わるので厳重に抗議しました」(吉関係者) 記事の内容は、3日に放送されたTBSの恒例番組『オールスター感謝祭09』の中で、司会を務める紳助が、若手お笑いトリオの「東京03」に対して、「お前ら潰すぞ」と威圧したというもの。 「東京03は、今年の『キングオブコント』で優勝した若手ですが、紳助は彼らの顔を知らない。普通、そういう若手は、番前に楽屋に挨拶に来るのが常識となっているんですよね。ところが、東京03は挨拶に行かなかったから、紳助からしてみればどういう芸人だかわからない。そのため、番組内でも紳助は、彼らとうまく絡めずに歯がゆい思いをしたようです。今、旬の若手のはずなのに、彼らを生かせなかったのは番組全体

    「お前ら、潰すぞ!」生放送中に東京03を恫喝した島田紳助 その後の和解劇真相
  • 「観る番組が何もない!」業界存亡の危機か 今期アニメが不調の深いワケ

    改編期を迎え、10月(9月末)スタートのアニメ新番組の第1回が一巡した。いつもならネット上は、各々がイチオシのアニメを主張して議論になっているのだが、この秋は様子がちがう。『けいおん!』や『涼宮ハルヒの憂』に湧いた春、夏から一変。「今期は観るものがない」という声が高まっているのだ。なぜそんな事態に陥っているのか。 「とにかく二期ものが被りまくっています。一期で興味を持てなかった視聴者は、はじめから排除されているようなものです」(関係者) TV番組は3カ月を「1クール」と勘定、かつては通年でオンエアする4クールのアニメがほとんどだったが、ここ数年は長くても2クール。1クール13話以内で完結するシリーズものが大半になっている。主にM1(20~34歳男性)、M2(35~49歳男性)層へ向けた深夜アニメにその傾向が強い。「一期」「二期」とは、『24』などの米国ドラマで言う「シーズン」にあたる表現

    「観る番組が何もない!」業界存亡の危機か 今期アニメが不調の深いワケ
    zenibuta
    zenibuta 2009/10/07
    レールガンだけ本気で観る
  • 女のダイエットもここまで来た!? 『セックス・ダイエット』の衝撃の内容とは

    【メンズサイゾーより】 「今ダイエット中だから~」。女の口から頻繁に聞くこの言葉。しかし、そう主張する女ほど痩せていったためしがないのもまた事実。痩せたい、しかし痩せられない……数多くの女たちがそのジレンマを抱えつつ、たまにがんばって行動に移しては長続きせず、また新規スイーツ店開拓にいそしむ毎日に戻ってしまうのが現状だ。時に炭水化物を抜き、時にジョギングウェアを買い、時にヨガ教室に入会し、昼をソイジョイにしてみるものの、理想の体重になることはなかなかない。ダイエット、それは現代女性にとって避けられないけどクリアもできない永遠の命題と言っても過言ではないだろう。 続きを読む

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    zenibuta
    zenibuta 2009/10/05
  • “女神降臨”ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』

    業田良家の短編集『ゴーダ哲学堂 空気人形』をペ・ドゥナ主演で映画化。 鉄腕アトムが”科学の子”、大魔神が”怒りの権化”として生を受けたように、 空気人形は”恋人の代用品”としてこの世に生まれた。 撮影/瀧幹也(c)2009業田良家/小学館/『空気人形』製作委員会 泣ける四コマ漫画『自虐の詩』で知られる業田良家のわずか20ページの短編コミックに、『誰も知らない』(04)、『歩いても歩いても』(08)の是枝裕和監督が息を吹き込み、魅力的なひとりのヴィーナスが誕生した。『空気人形』のヒロイン・空気人形を演じる韓国の実力派女優ペ・ドゥナの裸体が眩しい。15世紀にボッティチェリが描いた名画『ヴィーナスの誕生』は貝殻の上に生まれた初々しい女神を神々が祝福しているが、ビニールでできたヴィーナスは独身の中年男・秀雄(板尾創路)の万年床の上で生まれる。誰からも祝福されるわけではないが、生まれたばかりで濁り

    “女神降臨”ペ・ドゥナの裸体が神々しい 空っぽな心に響く都市の寓話『空気人形』
  • 「ライブも急遽中止に!?」不可解な迷走を続ける堂本剛を襲う深刻なファン離れ

    既報の通り「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」名義でソロツアーを開催中の堂剛(記事参照)。10月からは同名義で宮城、北海道、広島など全国を巡る予定だが、9月9日発売のシングル「RAIN」はナゼか名の「堂剛」名義でリリースするなど相変わらず一般人には理解できない迷走を続けている。そんな彼を理解し、支えるのが盲目的なファン……のはずだったが、ここに来て深刻な問題が起こっているようだ。 「10月2日(金)3日(土)に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演が開催予定だったんですが、2日で希望を出したファンのほとんどが、勝手に3日の当選に振りかえられていたんですよね。おかしいな、と思っていたら、ここに来て急きょ2日の公演中止が発表に……。事務局側は『すでにチケットは発送手配済みだが、開封せずに返送すれば手数料500円込みで返金する』と振り替えのキャンセルを受け付けるようですが、仕事

    「ライブも急遽中止に!?」不可解な迷走を続ける堂本剛を襲う深刻なファン離れ
    zenibuta
    zenibuta 2009/09/24
  • 天才いましろたかしが描いた「せつねぇ」子ども向け漫画『化け猫あんずちゃん』

    童貞の絶望と希望を描いた傑作ドキュメンタリー『童貞。をプロデュース』の監督・松江哲明。ディープなマンガ読みとしても知られる彼が、愛してやまないマンガたちを大いに語る──。 「♪ばーけ、化けあんずちゃん。何処にいたっておんなじだなんて言えない、言わないの草成寺。ご褒美はうずらです」。ミックスナッツハウスというバンドが歌う、このへんてこりんなリズムを音符さえ読めない僕には伝えられないが、一度聞いたら頭から離れないことは確実で、特に「いえない、いわないっの、そーせーじっ!」が個人的ヒットだったせいか、自転車の運転中に叫んでしまい、道歩くOLさんにギョッとされたこともある。驚かせてごめんなさい。けど、そんな時こそ漫画の中のあんずちゃんのように「ニャッハッハッ」と笑おうではないか。 いましろたかし作品は2度も映画化された『デメキング』(太田出版)、狩撫麻礼節が炸裂する『ハード・コア 平成地獄ブラザ

    天才いましろたかしが描いた「せつねぇ」子ども向け漫画『化け猫あんずちゃん』
  • 最強批評家タッグが贈る、ゼロ年代総括誌が夏コミに登場! - 日刊サイゾー

    『Final Critical Ride』表紙は 『仮面ライダーディケイド』でヒロ インをつとめた森カンナちゃん。 批評界の夏がアツい。 08年に創刊されたハードな思想雑誌『思想地図』(NHK出版)誌の異例の売れ行き、それに講談社BOX主催の次世代批評家養成プロジェクト「ゼロアカ道場」など、この1~2年でニッポンの批評・思想のシーンは大きく活気づいている。この活況の中心人物と言えるのが、上記ムーブメントを主導し、若手のトップとして君臨する批評家・東浩紀氏と、その立場を処女作『ゼロ年代の想像力』(早川書房)やカルチャーミニコミ誌『PLANETS』などの刊行で真っ向から批判した新進評論家・宇野常寛氏だ。 90年代以降に発展した「萌え」や「セカイ系」などのオタク系作品を通じて日型のポストモダン社会を理論化した東氏と、テレビドラマ等の幅広いコンテンツ分析を通じて「決断主義」や「バトルロワイヤル系

    最強批評家タッグが贈る、ゼロ年代総括誌が夏コミに登場! - 日刊サイゾー
  • 『湯けむりスナイパー』の変わらない繰り返しこそが人生の豊かさだ!

    『湯けむりスナイパー』 (実業之日社/全16巻) ドラマ版のDVD-BOXは8月21日に 発売される。 童貞の絶望と希望を描いた傑作ドキュメンタリー『童貞。をプロデュース』の監督・松江哲明。ディープなマンガ読みとしても知られる彼が、愛してやまないマンガたちを大いに語る──。 最近、金曜日の夜がつまらない。缶ビールのお供がいなくなってしまったから。そう、テレビ東京で放送されていた『湯けむりスナイパー』のドラマ版が終わってしまったのだ。主演のエンケンこと遠藤憲一のVシネ魂溢れる演技に、着物からお色気を溢れさせる伊藤裕子、ミスター番頭さんことでんでんの好演は思い出すだけで頬が緩んでしまう。何より素晴らしかったのは「殺し屋が老舗旅館の従業員として人生を再出発」という、一見「何言ってんの、番頭さんって変なのー」と劇中の由美ちゃんように笑われてしまいそうな設定を、極めてストイックに描き切った演出。「

    『湯けむりスナイパー』の変わらない繰り返しこそが人生の豊かさだ!
  • Wink鈴木早智子 突然ファンイベントを提案→人数集まらず中止に - 日刊サイゾー

    「淋しい熱帯魚」などのヒット曲で知られるWinkのメンバー・鈴木早智子が7月5日、公式ブログで突然6日後の11日にファンイベントを開催することを提案。ランチディナー付きで、1万5,000円というものだったが、人数集まらず開催中止になっていたことがわかった。 鈴木はブログで、「突然のあまりの急なお知らせをしてしまい...当に申し訳ありませんでした。皆さんのご都合も考えず1週間前にファンの交流会をというお知らせはあまりに唐突すぎました」とファンに謝罪している。 今年3月29日には、自宅から救急搬送され、一部で「睡眠薬大量摂取か」と報じられた鈴木。結局は、安定剤を飲んで友人と電話している途中、眠気で鈴木の意識が途切れ、驚いた友人が119番通報した、というお粗末な騒動だった。そんな彼女が今回、「緊急お知らせ(・・;)」と題して、ファンとの集いを呼びかけたのは7月5日。人数が集まれば6日後の11日

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    zenibuta 2009/07/13
    なんで関連エントリにPerfumeのニュースが・・・
  • マンガ家・倉田真由美 業界随一の「だめんず」の子を妊娠、再婚へ

    『だめんず・うぉ~か~』などでおなじみのマンガ家・倉田真由美、通称「くらたま」が第2子を妊娠、年内には再婚する予定であることがわかった。くらたまは、7日発売の「SPA!」「週刊朝日」の自らの連載でこのことを報告する。 気になるお相手だが、マスコミ業界ではちょっとした有名人である映画配給会社「トルネード・フィルム」の叶井俊太郎取締役。叶井は、映画『アメリ』を国内で大ヒットさせた仕掛人で、メディアでの露出も多い。一方、私生活では、600人以上の女性とベッドを共にしたことを公言。3度の離婚をしており、最近は映画事業も苦戦続きで借金もあるようで、まさに「だめんず」を地でいく男と評判だ。 2人は、5年前に最初にパーティで出会ってから、その後会うことはなかったようだが、昨年、中村うさぎ氏の仲介で再会。案の定、くらたまが”プレイボーイ”の叶井にはらまされてしまったようだ。 くらたまは「結婚するかは未定」

    マンガ家・倉田真由美 業界随一の「だめんず」の子を妊娠、再婚へ
  • 杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」(前編)

    モテない、金ない、華もない……負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストをノーギャラで呼び出し、お悩みまで聞いてもらおうという好評連載。第2回のゲストは、サブカル界の隠れた巨人・杉作J太郎さんです! [今回のお悩み] 「を売りたいのですが……」 ――杉作さん、お久しぶりです! 杉作 いやぁ早めについちゃって、パチンコでずいぶん持っていかれましたよ! ハハハ! ――うわぁ、ノーギャラなのに申し訳ないです……せめて今日はたくさんべて……。 杉作 エッ! ギャラ出ないんですか!? パチンコは負けるし踏んだりけったりですね! ――すみません、主旨を聞いてなかったんですね。ちなみにどのくらい負けました? 杉作 8万! 電車賃すらないですよ、ハハハ……(乾いた笑い)。 ――そういえば昔イベントでご一緒したときも、お金がなくて、帰りに楽屋に置かれてた出演者用の柿の種をビニール袋にザーッとつめて、徒歩で

    杉作J太郎さんの至言「そんなことより『ファフナー』見ろ、『ファフナー』を」(前編)
  • 頭打ちケータイキャリアを救う? ライフログビジネスの可能性とは

    ついにビジネスとして実現し始めた「ライフログ」。ユーザーの生活のログを取り、情報を配信するこのサービスが、伸びしろを失ってきたケータイキャリアを救う可能性を持つという。ただし、そこには「プライバシーの侵害」というデリケートな問題も……。 ライフログという言葉が、これからIT業界の流行語になっていきそうな雲行きだ。「ライフログサミット」という日経BP主催のイベントが初めて開催され、またテレビの経済番組でも、ライフログを扱った特集を組むところが現れている。 ライフログというのは、直訳すれば「生活(ライフ)の記録(ログ)」。ユーザーの行動を記録していき、その内容を解析して、ユーザーに適切な情報やお勧めを提供しようというビジネスだ。用語としては決して新しいものではない。1990年代にはすでに米マイクロソフトの研究者が、自分が日常生活の中で出会ったすべての情報をハードディスクに蓄積するライフログプロ

    頭打ちケータイキャリアを救う? ライフログビジネスの可能性とは
  • 前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(後編)

    ■前編はこちら ──誰にでも起こる可能性がある。 「ちゃんと検証しないとね、絶対また誰かやるよ。みんなね、自分たちが危険なことをやってるって認識がない。全員がプロレスをナメちゃってるんですよ。やってる人間も、レフェリーも、観客も。どっかで『大丈夫だろう』と。年間100試合もやってると、どんどん麻痺してくるからね。今テレビなんか見てると、投げ捨ての技で選手が変な角度で落ちても、セコンドやレフェリーが『あ、ヤバイ』って顔をしないんですよ。平気で眺めてる。俺たちが若い頃は『気でコイツ壊したいと思ったら投げ捨てろ』と教えられた。それくらい危ないんですよ、投げ捨ての技というのは」 ──ただ、そういった過激な技の応酬や、投げ技の”危ない角度”は、ファンが求めたものでもあると思うんです。 「なんて言うかね、なんて言ったらいいのかな……、俺らが思っていたプロレスというのは、試合が始まる前にインタビューで

    前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(後編)
  • 前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(前編)

    プロレスリング「NOAH」の社長であり、エースだった三沢光晴がリング上の事故で亡くなった。対戦相手のバックドロップを受け、ほぼ即死の状態だったという。 まったく信じられない、三沢だけは、リングで死ぬはずがない。 第一報を受けたファンの多くは、そう感じたに違いない。”受身の天才”、”不屈のゾンビ”……三沢光晴の代名詞は、常に「リング禍」からもっとも遠いところにあった。三沢の死は、単にひとりのレスラーの不幸な事故では片付けられない、プロレスという世界のイメージを根底から覆してしまうような出来事だった。 今回の件、あの男はどんな風に受け止めているのだろう。プロレスの中も外も知り尽くした男、前田日明に話を聞きに行った。三沢が死んで、それでもプロレスは続いてゆく。これから私たちは、どんな気持ちでリングを見上げればいいのか──そのヒントを、前田なら与えてくれそうな気がした。 ──まずは、前田さんが今回

    前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(前編)
  • 「ノリだけの楽曲が量産……」夏フェス傾倒が招く音楽界の暗い未来

    CDは売れないが、ライブにはそれなりに人が入る――。それが音楽業界の現状だという。夏フェスシーズンが近づく中、若手バンドを抱えたマネジメント事務所関係者が語る。 「どれだけ多くの夏フェスに出られるかで、若手バンドの将来は決まるといっても過言ではありません。実績のないバンドの場合、ノーギャラは当然で、出演を各イベンターさんに頼みこんでいる状態です」 フジロック・フェスティバルやサマーソニックへの出演に際して、大物洋楽アーティストが”来日記念盤”をリリースするのはもはや恒例で、高いセールスを記録するものも多い。今や邦楽の若手バンドにおいても、夏フェス出演が先に決まり、それに合わせたリリースに向けて、レコーディングを進めるケースも増えているという。 「10年前であれば、CDをまず出し、そのプロモーションの一環としてライブをやっていました。現在では、ライブのためにCDを作っているバンドも少なくあり

    「ノリだけの楽曲が量産……」夏フェス傾倒が招く音楽界の暗い未来
    zenibuta
    zenibuta 2009/06/20
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  • 「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(後編)

    ■前編はこちらから。 ヤンキー論のグループを3つに大きく分けてみる 前の『ヤンキー文化論序説』の中身においてもヤンキーの定義はバラバラである。ここでは、ある程度乱暴にではあるが、ヤンキー論を大きく3つに分類してみたい。 過剰なバッドテイストとして「ヤンキー」をとらえる論者の代表が、相田みつをの書と暴走族の「喧嘩上等」的なセンスに通底する日人のヤンキー性を論じる編集者の都築響一。そして建築・インテリアから改造車につながる過剰にデコラティブな様式としての「ヤンキーバロック」の存在を指摘する建築批評家の五十嵐太郎もここに当たる。こうした論は、ヤンキー=精神科医の普遍的な価値観であると見る立場でもあり、「平安時代にもヤンキーはいた」というエッセイストの酒井順子の説、それに同調する斎藤環らは「ナンシー派」もしくは「ヤンキーは日の心派」グループである。 一方、ヤンキーを村祭りに積極的に参加する、将

    「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(後編)
  • 「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(前編)

    『クローズZEROⅡ』(上)と『ROOKIES』(下)。 並べて気づくのは、ヤンキーは集合写真的な 構図が好きなんですね。「仲間との繋がり」を 意識できるからでしょうか? 映画やドラマの中で、今ヤンキーがもてはやされ、それとともにヤンキー文化を扱った書籍も目につくようになった。ゼロ年代も終わりを迎える日でなぜヤンキーがブームに?? そんな疑問に、社会の”再ヤンキー化”をいち早く嗅ぎつけた速水健朗が真っ向から挑んだ(いや、ちょっと斜めか……)。 『ヤンキー文化論序説』、『ヤンキー進化論』とヤンキー研究が今年の3月、4月に立て続けに刊行された。前者は、建築評論の五十嵐太郎を中心に、宮台真司、斎藤環、磯部涼、阿部真大といった新旧論者(実は筆者も片隅で参加している)がヤンキー文化について論じたもの。後者は『族の系譜学』の著者でもある社会学者・難波功士が「ヤンキー的なもの」がどこから生まれ、どう

    「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(前編)