連携会議 複数選定の可能性も 上越市に建設される北陸新幹線の駅の名称を巡り、同市などでつくる「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」の駅名等検討部会が2日、開かれた。 前回絞り込んだ「上越駅」または「上越の前後に他の地名を組み合わせる」という意見が大半を占めたが、もう一つの「妙高高田駅」を推す委員が譲らず、一本化はできなかった。結論は次回の会合が開かれる14日に先送りされた。 この日の会合では、数人の委員から、一本化せずに複数案を選ぶのにとどめる意見が相次いだ。同部会として意見を集約せずに、複数案を提示する可能性が出てきた。 部会長の佐藤芳徳・上越教育大副学長は「部会として1案を決めるのが原則だと思うが、部会が複数案の選定でまとまるならば否定はしない」などと話した。