先週のアキバは、HDDの価格表を頻繁に作り変えるショップが多数みられた。主要HDDメーカーの工場があるタイで大規模な洪水被害が起きており、HDD生産がストップしているためだ。特に被害が大きいといわれるウェスタンデジタル製ドライブを中心に、数Tバイト級のモデルでは1000円前後の価格上昇が相次いでいる。 これまで大容量HDDは数年単位で値下げ傾向が続いており、最大容量の3Tバイトタイプは最低価格が9000円を、ボリュームゾーンの2Tバイトタイプは5500円を切るほどだった。しかし、先週末の時点でそれぞれの最安ラインは1万円弱と6000円弱まで上昇している。 ただし、各ショップで値動きの足並みはそろっておらず、いくつかのショップが率先して値上げし、残る周囲のショップが様子を見て後追いするといった構図になっている。それが、ウェスタンデジタルの工場で浸水被害が明らかになった17日ごろから毎日のよう
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