本州の最西端にメガワット級の発電所、風力・太陽光・バイオマスが勢ぞろい:日本列島エネルギー改造計画(35)山口 風力発電が盛んなところは海の近くに多い。典型的なのは大きな半島だ。本州の最も西側にある山口県は全体が半島のような形になっている。日本海からの風を生かして大規模な風力発電所が増える一方、太陽光やバイオマスによる発電設備も続々と動き始めた。 青森県の津軽半島や石川県の能登半島など、外海に面して長い海岸線のある地域では、例外なく風力発電所が数多く稼働している。1年を通じて海からの風が強く吹くからだ。山口県も半島と同じように三方を海に囲まれていて、風力発電に適した場所が数多くある。 中でも本州の最西端に位置する下関市に、大規模な風力発電所が集中している。ハイキングコースにもなっている市内の白滝山には、国内で最大級の「白滝山ウインドファーム」がある。山並に沿って並ぶ25基の大型風車が最大5
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