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ブックマーク / ikedanobuo.livedoor.biz (12)

  • 放射線と冷静に向き合いたいみなさんへ : 池田信夫 blog

    2013年08月06日00:48 カテゴリ 放射線と冷静に向き合いたいみなさんへ NHKによれば、柏崎刈羽原発の安全審査の申請について、地元の柏崎市と刈羽村は了承する方針を決めたとのことだ。ところが新潟県の泉田知事だけが反発している。彼には、リスクを経済的損害と比較衡量して総合的に評価する能力がないのだろう。 書は、放射線医学の世界的権威でチェルノブイリなどで原子力災害に立ち会った著者が、その経験を踏まえて、放射線のリスクについて一般向けに解説したものだ。著者が強調するのは放射線のリスクは相対的なものであり、その健康被害は確率的な現象だということだ。 ここが一般国民にわかりにくいところで、福島のような事故が起こると、その発生確率を1と考えて絶対化してしまう。そういうふうに考えるなら、まじめに働くより宝くじを買うほうが金持ちになるだろう。放射線のリスクも宝くじと同じく、確率で割り引いた期

    放射線と冷静に向き合いたいみなさんへ : 池田信夫 blog
    zilog80
    zilog80 2013/08/06
    原子力だけ事故の確率が一桁少ないのはわからんなあ。リスクと経済的利益のどちらをとるか総合的に判断すべきというのは賛成。
  • 民主党は解党して出直せ : 池田信夫 blog

    2013年07月22日23:07 カテゴリ法/政治 民主党は解党して出直せ 今回の参院選ではっきりしたのは、民主党が山太郎のような泡沫候補にも勝てない泡沫政党に転落したということだ。その直接の責任は、党が公認しなかった候補を応援して分裂選挙にした菅直人氏にあるが、ぎりぎりまで公認調整もできなかった執行部にも責任がある。それなのに海江田代表も細野幹事長も続投というのでは、党の再建はおぼつかない。 もともと民主党は、鳩山兄弟や船田元氏などの「保守新党」構想に、社民党の残党が合流して1996年にできたもので、理念の上では保守を掲げながら、組織は労組に依存する中途半端な党だった。そこに自由党で行き詰まった小沢一郎氏が2003年に合流して集票組織はできたが、今度は小沢vs反小沢の党内抗争が始まり、また分裂してしまった。 いろいろな意味で、民主党政権は小沢氏がつくり、小沢氏がつぶしたようなものだ。自

    民主党は解党して出直せ : 池田信夫 blog
    zilog80
    zilog80 2013/07/23
    民主党が解党して、また民社党ができたら社民党と紛らわしくて面白いな。まじめな話、前原野田枝野グループはもう連合とは手を切ったほうがいいよ。
  • 未来の働き方を考えよう : 池田信夫 blog

    2013年07月02日08:07 カテゴリ 未来の働き方を考えよう 著者は2010年に外資系企業を辞め、いま流行の「ノマド」的な生き方をしているらしい。元マッキンゼーの伊賀泰代氏だともいわれているが、経歴はほぼ一致する。一度、隣合わせに座ったときも、覆面だったがそんな感じだった。 書のテーマは「人生を2回生きる」ということで、これは私とも共通する。著者は40前後で会社を辞めたらしいが、外資系ではそれほど珍しいことではないだろう。しかし20年前のNHKでは驚天動地の出来事で、部長や人事や組合に呼び出されて大騒ぎだった。そのとき私が思っていたことも、著者とよく似ている。人生80年と考えると、終身雇用のサラリーマン人生の後半には無駄が多すぎるのだ。 特にマスコミでは、40過ぎると現場には出なくなり、各地の放送局や外郭団体の行政職を転々とする。仕事は基的には番組の品質管理で、調整や会議などの

    未来の働き方を考えよう : 池田信夫 blog
    zilog80
    zilog80 2013/07/02
    40歳定年制も人生を再スタートしやすくするための仕組みだろう。早く導入した方がいい。大きな会社をはみ出した人が次をより生きて行きやすくするために。
  • NOTTVの謎 : 池田信夫 blog

    2013年06月22日20:45 カテゴリメディア NOTTVの謎 久しぶりにNOTTVの話を聞いたので、なぜこういう(携帯端末なのに通信できない)変なサービスができたのか、非常にわかりにくい経緯を簡単に解説しておこう。 NOTTVの使っている周波数帯は、昔アナログ放送をやっていたVHF帯である。それを無理やり2011年に停波したため、電波が余ってしまった。この帯域は普通の携帯端末が使えず、特に送信ができないので、「マルチメディア放送」をやることになった。最初は60社ぐらいが参入を申請した(私もその1社のコンサルをやった)のだが、役所の「一化工作」で民放連のISDB-Tmmという方式でまとまる方向になった。 ところが外資系のクアルコムは、国でスタートしていたMediaFLOをこの帯域でやろうとし、「放送局だけでは全国に数百の基地局を建てるのは不可能だ」と主張した。困った電波部は通信業者

    NOTTVの謎 : 池田信夫 blog
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    zilog80 2013/06/23
    これから作る新しい方式の放送は全部IP上に載せよう。電波はすべてネット用に。
  • アベノミクスという物語の終わり : 池田信夫 blog

    2013年05月24日13:55 カテゴリ経済 アベノミクスという物語の終わり 朝日新聞の原真人氏が、けさのコラムで「アベノミクスの質は、人々をその気にさせようという心理学だ」と書いているので、ここ一両日の出来事を心理学的に考察してみよう。 彼もいうように、アベノミクスなるものは経済政策としてはほとんど中身がない。その目玉である量的緩和も、日銀が10年以上やってきかなかった。普通は10年以上も飲んだ薬がきかなかったら別の薬にしようと考えるが、リフレ派は「1錠でだめなら10錠のめばきく」と考え、その副作用は考えない。 多くの経済学者がこういう非論理的な政策に懸念を示してきたが、たまたま安倍氏がリフレ政策を提唱し始めたのと同時に株価が上がったため、あたかもその政策に効果があったような錯覚をもたらした。実際には安倍氏は何もしておらず、日銀総裁は彼の嫌悪する白川氏だったが、8割も上昇した株価のう

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    zilog80 2013/05/24
    アベノミクスはもうバブル扱いなのか。しかも弾けてるしw
  • 人口の都市集中が必要だ : 池田信夫 blog

    2013年04月20日13:09 カテゴリ経済 人口の都市集中が必要だ 東京・大阪・名古屋の3都市で地下鉄の24時間運行を行なうという案が発表された。こんなことは「アベノミクス特区」などと銘打つまでもなく、世界の主要都市では当たり前のことだ。「これで人口の都市集中が進む」という批判もあるようだが、むしろ今やるべき「成長戦略」はさらなる都市化なのだ。 上の図のように、1960年代まで日の人口は大都市圏に集中を続け、それが高度成長の源泉になっていた。しかし70年代から急速に人口集中率が下がり、成長率も下がった。これは一般には石油危機にともなう不況が原因と考えられているが、増田悦佐氏は逆に、田中角栄以来の地方に公共事業を集める政策が都市集中を阻害して成長率を下げたと論じている。 特に今後の人口減少時代には、全国に満遍なく公共事業をばらまく「国土強靱化」なんて、もっての他だ。必要なのは、3大都市

    人口の都市集中が必要だ : 池田信夫 blog
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    zilog80 2013/04/20
    東京へだけは人口を集める必要がない。なぜなら人口集約型の産業が減っているからだ。大災害も恐い。大阪など他の都市部へ人を移動する必要がある。
  • 自由報道協会の解散について : 池田信夫 blog

    2013年04月01日00:00 カテゴリ冗談 自由報道協会の解散について きのう自由報道協会の理事会から、標記のような電子メールが届いたので、原文のまま掲載する。拝啓 池田信夫様(cc: 株式会社アゴラ研究所・NHNジャパン株式会社) 突然のお知らせで恐縮ですが、公益社団法人自由報道協会(代表理事・上杉隆)は2013年3月31日をもって解散致しました。 来なら全理事で決定すべきところですが、上杉代表理事が行方不明で連絡が取れないため、彼以外の11人の理事で理事会を開いて協議した結果、「協会にはもう活動実態がなく、財政的にも存続不可能になった」との意見が多数を占めたため、理事全員が辞任し、会としての活動を休止することを決定致しました。 しかし解散の最大の原因は財政問題ではなく、先日辞任した畠山元理事が述べているように、上杉氏についての数々の疑惑に彼が一度も答えなかったことです。上杉氏が昨

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    zilog80 2013/04/01
    Gigazineのエイプリルフールまとめに載ってなかったから本当なんだろう。
  • 非在来型ウランの埋蔵量について : 池田信夫 blog

    2013年02月11日20:33 カテゴリエネルギー 非在来型ウランの埋蔵量について きのうのG1サミットの内容が関係者にいろいろな反響を呼んでいるの、少し補足説明をしておく(テクニカル)。 放送でもいったことだが、核燃料サイクルの問題は技術ではない。高速増殖炉の技術に大きな問題があるわけではない。もんじゅの事故は単なる配管の破断であり、原子炉そのものに欠陥があるわけではない。致命的な問題は、採算性である。河野太郎氏も指摘したように、もんじゅや六ヶ所村のプラントには想定をはるかに超えるコストがかかって実用化が40年後に遅れているばかりでなく、そもそも再処理の目的である高速増殖炉(FBR)が経済的に意味をなさないのだ。 FBRはプルトニウムを燃料にしてそれより多くのプルトニウムを生み出す「夢の原子炉」といわれていた。1970年代に核燃料サイクルの計画が始まったときは、ウランの埋蔵量が数十年し

    非在来型ウランの埋蔵量について : 池田信夫 blog
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    zilog80 2013/02/11
    ウランはほぼ無尽蔵にあり、しかも原発はフェードアウトしたいと思っている人も多い。もんじゅは結局いらなくなったのか。大金を注ぎ込んだから今更やめられないとしたら、よくある思考の停止だなあ。
  • 日本は不景気なのか : 池田信夫 blog

    2013年02月10日07:23 カテゴリ 日は不景気なのか Krugmanがおもしろい記事を書いている。「日経済は悪い悪いというが、その原因は労働人口が減っていることだ。労働者ひとり当たりのGDPをアメリカと比較すると、80年代とそんなに変わらない。2000年代の成長率はアメリカより高い」。 Noah Smithは「なぜ日はこれほど力強く成長しているのに悲観しているのか?」と問いかけているが、その答はシンプルだ:問題は経済全体のサイズだからである。企業にとっては、売り上げが労働人口比で伸びても意味がない。毎年0.7%ずつ現役世代が減っていく国の活力が乏しくなるのはしょうがない。 問題は、これをどうすべきかということだ。Krugmanの求める財政刺激は、この統計と整合性がない。労働人口比でみると2000年代初めのGDPギャップはほぼ埋まっているから、今は定常状態に近い。したがって「デ

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    zilog80 2013/02/10
    数字ではそう見えるのだろうが、庶民感感覚としてリーマンショック後に景気が良くなった感じは全くない。そして労働生産性はそんなに低いのか?社内失業中の人間が見かけの生産性を落としているのではないのか。
  • 日銀の責任と内閣の責任 : 池田信夫 blog

    2012年12月29日12:07 カテゴリ経済 日銀の責任と内閣の責任 白川日銀総裁が、財政・金融政策で安倍政権と連携する意向を示した。これを「日銀が政治的圧力に屈した」と受け取る向きもあるようだが、それは違う。ゼロ金利では(金利に働きかける)金融政策はきかないので、有効な政策は財政政策に限られ、その責任は内閣にある。これは池尾・山崎対談でも双方が合意したことだ。 他方、麻生財務相はインフレ目標にはまったく関心を示さず、「金融政策だけではデフレ脱却はできない」という。これは正しいが、「小泉内閣の時、竹中平蔵経済財政担当相の下でヘリコプターマネーとか金だけ印刷すればいいと言う人がいっぱいいたが、世の中に実需がなければ日銀の外にお金が出ていかない」というのは間違いだ。 ヘリコプターマネーとは、日銀が社債や株式などのリスク資産を買って企業に直接マネーをばらまく非伝統的金融政策のことで、銀行の外に

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    zilog80 2012/12/29
    また、定額給付金やるつもりだろうか。
  • 民主政治はなぜ衆愚政治になるのか : 池田信夫 blog

    2012年12月16日14:12 カテゴリ法/政治 民主政治はなぜ衆愚政治になるのか 今月の『文藝春秋』に、塩野七生氏がちょっとおもしろいエッセイを書いている。西洋史上最大の愚行の一つである十字軍は、熱狂した民衆が「神の声を聞いた」と信じて「民衆十字軍」でエルサレムをめざしたのが始まりだった。「民意」によって始まった戦争は無数にある。太平洋戦争も軍の上層部は確実に負けると知っていたが、朝日新聞を初めとする「民の声」に抗しきれなかったのだ。 「ウェブで政治を動かす」と信じている人々は、インターネットで幅広い民意をくみ上げれば政治はよくなると信じているようだが、現実は逆である。「民意」に迎合した泡沫野党は、横並びで「反原発・反増税・反TPP」をとなえ、財政危機にも社会保障にもふれない。多くの人々が政治に関心をもてばもつほど、このように長期的な問題を無視して大衆に迎合する衆愚政治が悪化してきた。

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    zilog80 2012/12/16
    間違うこともあるだろうが、とにかく前へ進めるのが最低限の政治だろう。だから国民は強い政治家を支持するが、そんな政治家はなかなか現れない。国民は政治家をもう少し長い目で見守るべきじゃないか。
  • 構造改革で格差は拡大する : 池田信夫 blog

    2012年12月10日23:23 カテゴリ経済 構造改革で格差は拡大する 今週のメルマガについて、きょうの経済塾でおもしろい質問が出たので補足しておこう。メルマガではこう書いた: 次の図は2008年8月を1とした昨年11月までの就業者数の変化ですが、サービス業がやや増えているのに対して製造業は1割近く減っています。これまで経済を牽引してきた輸出産業は、新興国との競争にさらされているため、効率を極限まで追求して雇用を増やさず、海外生産などに移行するからです。 それによって余った労働力は、サービス業などの「内需型産業」に行くしかない。したがって日経済全体としては、生産性の高い製造業から低い非製造業に労働人口が移動するため、平均付加価値は下がります。このとき賃金と労働生産性が均等化するメカニズムが働くと、非製造業の賃金にかなり強い低下圧力が働き、賃金も抑制されるのです。これはすでに起こっており

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    zilog80 2012/12/11
    海外の安い労働力、機械化、IT化。労働者を殺す三種の神器。そして世界はフラットになるのだろうけど、いずれそれに慣れてしまうのだろうね。俺の生きているうちにそうなるかな。
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