今回から3回にわたり、ITスキル研究フォーラム(iSRF)が国内で就業するITエンジニア7218人を対象に実施した調査結果を紹介する。今回は平均年収を見ていく。平均年収は468万円、最も高い職種はコンサルタントといった傾向に加えて、いわゆる管理職の平均年収が減少傾向にある実態が浮かび上がった。 平均年収は468万円。9割が「仕事への不満はない」と感じ、これから目指したい職種イメージは「ビジネスクリエーター」──。 IT人材のスキルキャリアを研究するNPO法人「ITスキル研究フォーラム(iSRF)」は、国内で就業するITエンジニア7218人を対象に調査を実施した(調査概要)。調査結果から冒頭に示す傾向が浮かび上がった。 調査では、経済産業省が作成した「ITスキル標準(ITSS)」に基づいて、IT人材の職種やスキルレベルを分類した。職種として、「ITアーキテクト」「プロジェクトマネジメント」「
![[ITエンジニア7000人調査1]平均年収は468万円、管理層の年収減が顕著](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/090bc53637065bf0bfa03c6bfc5299acf5438165/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fit%2Fatcl%2Fcolumn%2F14%2F090100053%2F112500040%2F050zu01.jpg%3F20220512)