2015年09月13日20:40 カテゴリ目の病気-緑内障 正常眼圧緑内障の進行に脳脊髄圧が関係する 緑内障は、眼圧の影響を受けた視神経の繊維の集まる視神経乳頭が損傷を受けて視野が狭くなる病気です。 神経線維を伝って映像が伝達されるわけですから、その部分に傷みが出ると視野が欠けてしまうのです。 しかし、神経線維を傷めてしまう眼圧ですが、視神経乳頭には前から眼圧がかかるものの後ろからは脳脊髄圧が押していてバランスを保っています。 実際には眼圧が高くない正常の方が、緑内障になっている方が多いのですが、 眼圧が正常値でも脳脊髄圧が相対的に低ければ、後ろから押す力が弱いため容易に神経線維が損傷を受け、 逆に眼圧が高くても脳脊髄圧が高ければ視神経乳頭は後ろから押してくれるために損傷を受けないということになるのです。 最近になり、緑内障の患者さんは緑内障でない患者に比べ脳脊髄圧が低く、また眼圧が正常値