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2013年10月12日のブックマーク (3件)

  • 卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習

    はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用

    卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごう - 発声練習
  • 価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習

    卒業していく君へ。 卒業おめでとう。当は面と向かって言ったほうが良いのだけど先生という立場だと私の発言が思った以上に重くなってしまうので直接君にはいえない。でも、君への言葉を一度形にしておかないと私の頭に一生こびりつきそうなのでここに書かせてもらうよ。 今年、君は卒論に苦しんだね。君が卒論に苦しんだ理由は自分でも分かっていると思うけど、常に外部に正解を求めたことにあるんだ。私が「どうして、それが正しいと思うの?その理由を教えて。」と聞くと、いつも君は表情を凍らせて黙ってしまったね。何度も何度も「研究には正解とか不正解とかない。誰も答えを知らないから研究になっているんだ。だから、自分の主張をとりあえず述べて、相手の反論が正しいと思えてから自分は間違っていたと考えれば良いんだよ。」と伝えたのだけど、最期最後まで君は自分の主張の正しさを自分の言葉で言えず、常に私の保証を求めたね。はっきり言って

    価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習
  • 「お前の指導や助言は私の仕事を増やしているだけだ」と思ったとき - 発声練習

    指導教員や先輩の助言にしたがい、たくさんの作業をやっているのに、結局何も仕上がっていない or 研究が進んでいる気がしないというとき、指導教員や先輩が無能な可能性もありますが、一方で、あなたが指導や助言を体系化できていない可能性もあります。 当座の研究目的あるいは研究の最終目的を達成するという観点から、もらった指導や助言は、目的の達成するための道筋のどこに位置するのかを整理(文章化 & 図示)してみましょう。無駄仕事だったと思っていたことが、次の作業への準備になっているかもしれません。少なくとも、無駄仕事だと思っていたことの作業経験や成果の一部が別の作業に再利用できるかもしれません。 指導教員や先輩が無駄仕事製造マシンに思える背景 真面目にやっているならば、自分の研究の課題や進捗状況、直面しているトラブルについてもっともよく理解しているのは、研究を行っているあなた 指導教員や先輩がいくら研

    「お前の指導や助言は私の仕事を増やしているだけだ」と思ったとき - 発声練習