伸びるビジネスマンと普通止まりの人はどこが違うのか。米国公認会計士の午堂登紀雄さんは「伸びる人は戦争で勝つことにこだわり、凡人は戦闘で勝つことにこだわる」という。その心は――。 伸びる人はいかに手を抜くかを考えるが、凡人はつねに全力投球 優秀な人は「手の抜きどころ」「流していいところ」をわきまえています。それは「この仕事で結果を出すには、どこが重要か」という本質を押さえるということです。 だから、普段は遊んでいるように見えても、「ここが決めポイント」と思えば猛烈にダッシュします。大事な局面ではテキパキ指示を出すものの、それが終わればのんびりしています。 なぜそれができるかというと、つねに仕事の全体像を把握し想像しているからです。全体像というのは、どのタイミングでどういうタスクが発生し、どのタイミングで何を決めるべきかということはもちろん、チーム各人や関係部署の仕事のスピードや得意不得意、あ