[ワシントン 2日 ロイター] ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が2日行われ、コーラ飲料に精子を殺す効果があることを発見した研究などに賞が贈られた。 ボストン大学医療センターのチームによるコーラの殺精子効果の研究は「化学賞」を受賞。1985年に発表された研究だが、受賞者の一人であるデボラ・アンダーソンさんは当時、コーラが避妊薬として利用されていたことから研究に着手。その後、エイズウイルスの感染を防ぐ効果もあることも突き止めたとしている。 このほか「生物学賞」は、犬のノミが猫のノミよりも高く飛ぶことを突き止めたフランスの研究者らに贈られ、値段の高い偽薬の方が、安いものよりもよく効くことを発見した米国のチームには「医学賞」が贈られた。
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