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  • 上級編:画角論(2) | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    まず、前回のおさらいだが、画角においては、各人の好みより、概ね2つの 焦点距離(注:35mm銀塩における)の系列のいずれかに別れるという説である。 第一系列 12、17、24、35、85、135、300、500・・・ 第二系列 14、20、28、50、100、200、400・・・ (35mm)銀塩であれば、まあ、統計的にこのあたりの結論に収まったと思うが さて、デジタルにおいてはこれはどうか・・ デジタル(一眼)では、35mm銀塩と同じ 36mm(横)x24mm(縦)の フルサイズの撮像素子を持つカメラは極めて少ない。 その代表的なものは、 EOS 1Ds系やEOS 5Dである。 その他のほとんどのカメラは、焦点距離(画角) 換算が1.5倍前後のいわゆる APS-Cサイズの撮像素子を持つ。 実際のフィルム規格であるAPS(C)では、35mm銀塩の1.4倍であるので この呼び名もどうかと思う

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  • 【玄人専科】名機対決~90年代銀塩コンパクト | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    毎度おなじみ、名機対決。 え~と、1回、2回、3・・・・ 今なんどきだい?(笑) 何回目の特集かも、もはやわからないが(汗)今回は90年代の銀塩コンパクトである。 対決は、OLYMPUS μ-Ⅱ(ミュー2) vs. RICOH ELLE(エル) 例によってネットで検索すれば5秒でわかる単純なスペック比較記事なんかは絶対に 書かない。自分で持って使っているユーザーでないとわからない希少な情報を目指す。 そう、90年代の銀塩コンパクトと言ったら、名機である高級コンパクトが目白押し。 CONTAX は T2からはじまり、TVS,TVSⅡ ,Tix ... T3 も TVSⅢも入れてしまおうか。 RICOH は、GR1.GR1s,GR10,GR21,GR1v.... NIKON は 35Ti,28Ti、MINOLTA がTC-1、FUJI がクラッセ.... そう、高級コンパクトの全盛期である。

    【玄人専科】名機対決~90年代銀塩コンパクト | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
    Blue-Period
    Blue-Period 2014/04/08
    www『最も言いたい事・・・・私は沢山のマニアの知人がGR1シリーズを持っているのを見ているが、特に最近は、彼らがGR1で写した写真を一枚も見せてもらった事が無い!これは、どんな意味があるのであろう』
  • メンテナンスシリーズ(7)~フィルムの入れ方 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    今回は、銀塩一眼レフにおける、フィルムの入れ方の注意点である。 「何故今更?」 と、銀塩時代から写真をやっている方は思うかもしれないが、 近年は、デジタルカメラからスタートする人は勿論、銀塩AF一眼(モーター ドライブ内蔵機)では、フィルムの入れ方を知らなくても写真は撮れる。 で、マニュアル(AE機やメカニカル機)に興味を持って使ってみるのであるが、 フィルムの入れ方をちゃんと教えてくれる人が周囲にいないと、たいてい失敗したり 最悪の場合はカメラを壊してしまうこともありえる。 では、まず、主に90年代以降のAF一眼や、銀塩コンパクトカメラの場合。 これは簡単である、カメラの裏ブタを開けて、赤い線のところまでフィルムの 先端部(ベロ)を伸ばして、あとは裏ブタを閉めるだけである。 そのまま自動、もしくは一部の機種では、シャッターを1度押すと、フィルムが 自動的に巻き上げられてセットされる。 先

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  • 初級編:視度補正について~【玄人専科】景観CG裏技 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    【玄人専科】スーパーエキスパート景観CG裏技 景観CGの地形を作成する際の乱数列は、Perlin Noiseを用いるか、あるいは それをより複雑にした Ridged Multi Periln Noise を利用する。 このノイズは、オクターブといわれる周波数の倍数系列(音楽で言う倍音)の波形を重ね合 わせることで構成されている。デジタル音響処理の世界でのフーリエ級数のようで面白い。 しかしながら、自然な地形に向くそれらのノイズ群では逆に幾何学的な図形は表現できない。 たとえば侵した建物や遺跡のような人工物、といったものを景観内に取り入れたい場合は、 別ソフトにより地形高度を濃度でグラデーション化した単純図形を描画し、景観描画ソフト上 に地形インポートすることで簡単にそれを実現できる。 下の作例は、パワーポイント(もちろんワードでもレタッチソフトでも任意で・・・)で 書いた三日月状の図形に

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  • 【玄人専科】単体露出計 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    その昔、単体露出計はそんなに珍しいカメラアクセサリーではなかったと思う。 1970年代の一眼レフからは、カメラに露出計が内蔵されたのであるが、それ以前の 一眼レフ、たとえば、NIKON F, PENTAX SL , MINOLTA SR-2 などのカメラには、 露出計が内蔵されていなかった。 (正確には MINOLTA SR-7 1962 が初搭載と聞く) じゃあ、そのころの露出計の無いカメラで写真をどう撮っていたかというと、 フィルムの箱に書いてある、晴天で 絞りF11 の 1/250秒・・ とか、そんな数値を 頼りに露出を、ある程度カン(経験)で決めていた。 別の言い方だと、「Sunny Sixteen」あるいは「感度分の16」という露出の決定技法があり、 これは、晴天時では、絞りをF16に合わせ、シャッター速度は、ISO(昔の言い方ではASA) の数字に合わせる、という撮り方である。

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  • 【玄人専科】北の国から~ [Jupiter-9] | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    レンズ沼とは、レンズのそれぞれの個性がわかるようになってきた上級者あるいは マニアが次々と色々なレンズを欲しくなり、際限なく買い続けてしまうようになる状況を言う。 レンズ沼に入るのは、普通、複数のマウントを揃え始めたころからである。 「ニコンのレンズはプロの報道が使っているから、写りがいいんだ」 「キヤノンのLレンズ(赤鉢巻)は、雑誌にも写りがいいと書いてあったぞ」 ・・・そんな事を言っていて、単一のマウントしか揃えず、カタログを見て次は マクロを買おうか、広角を買おうか、とか言っているうちは、まずレンズ沼に入る心配も ないし、ズーム2~3と単焦点2~3買ったくらいではレンズ沼と言う必要も無い。 「僕はずっとニコンを使っていたのだけど、手ブレ補正が欲しくてαデジタルを買った んだよ、そしたら、なんだこのαのマクロの性能は? 他社とこんなに違うのか?」 「私はEOSを使っていたけど、父の

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  • 【玄人専科】コシナ・マニアックス | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    このブログは「コシナ研究会」のスーパマニアックな諸氏も読んで いるので非常に書きづらい節はあるのだが・・・汗 コシナは、優秀な技術力を持つ、知る人ぞ知るメーカーであったが、 残念ながらブランド力を持たず、安価な自社ブランド製品や、 他社(ニコン、オリンパス、コンタックス、リコー、トキナー等)へのOEM供給 (自社製品を他社ブランドで売ること)に甘んじてた。 コシナが豹変するのは20世紀も終わりかけた頃。 世界最古の光学機器メーカーのブランドである、ドイツの「フォクトレンダー」の ブランド商標を使用する権利を取得してからである。 まず、コシナお得意のOEM一眼レフのボディを流用し、ベッサ(L)というシンプルな レンジファインダーを発売、同時に開発された15/4.5と25/4のレンズの高性能と あいまって、一大センセーショナルを巻き起こした。 ちなみに、フォクトレンダーのレンズには、ヘリアー、

    【玄人専科】コシナ・マニアックス | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
    Blue-Period
    Blue-Period 2013/09/17
    『AF一眼レフのズームレンズなどは最初から太刀打ち出来ない。』『特に広角レンズにおいては、いかに一眼レフのミラー部の干渉が高性能レンズの設計に制約を与えているかが理解できるであろう。』
  • 【玄人専科】ライカについて | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    私は、今までライカの性能・品質等の評価記事を書いていない。 ライカが嫌いなのではなく、持って無いから書いていないのである。 ---- 【玄人専科】は持って無いモノや知らないモノについての記事は書かない。 自分の懐を痛め、「地獄」と言いながらも(笑)、苦労して買ったそのモノを、人にはできない 程のレベルで使いこなし、しゃぶりつくしてやる! そういったモチベーションが機材への 無謀とも言える投資を、なんとか支えている。 プロや専門家とは言え、メーカーからタダで借りて使ったようなもので正当な評価が できるだろうか?使いにくいところには目をつぶってしまえばそれで良い訳だから・・ また、アマチュアが自分で苦労して買った唯一の機材を愛するがあまり、それを良いと 盲信してしまう事は正しい事だろうか?他の機材と真剣に比較しているのだろうか? 別に自身で好きなのはかまわない。しかしそれを人に勧めたり公表した

    【玄人専科】ライカについて | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
    Blue-Period
    Blue-Period 2013/09/17
    『ここにはまったら泥沼である、少なくとも寝る暇も無いくらいの研究時間を使う覚悟と、1000万円以上の購入資金を手にしてからでないと、ライカの世界に入る準備はできない(汗)』
  • 【玄人専科】BESSA とトリガーワインダー | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    写真は、BESSA T + SWヘリアー15/4.5 + トリガーワインダー + グリップ の組み合わせである。 フォクトレンダー(コシナ)のBESSA T以降のほとんどのレンジファインダー等の機種には、 この「トリガーワインダー」を装着できる。 他社製品としては、ライカ(ライカビット)や、キヤノン(VT等)があったが、現行品として 販売しているのは、恐らくこのフォクトレンダーのトリガーワインダーのみであると思う。 トリガーワインダーの目的は、左手によるフィルムの巻上げである。 これにより、右手はシャッターを押すことのみに集中でき、通常の巻上げ動作のように 右手をわずかに持ち替えたりファインダーから顔面をわずかに浮かすなどの体勢変え をしなくて済み、速写あるいは連写を可能とする。 まあ、連写とは言え、手巻きであるから、モータードライブのように秒8コマ とかは不可能であり、せいぜい秒2~3コ

    【玄人専科】BESSA とトリガーワインダー | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
  • 中級編:増感撮影(増感現像) | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    夜景撮影というと、三脚必須と思われ勝ちであるが、今日は三脚を持たない撮影。 デジタル(一眼)だったらISO感度を1600や3200まで上げればたいていの夕景・夜景の シチュエーションに対応できる。 手ぶれ補正や大口径レンズを組み合わせればなおさらである。 今日のカメラはクラッシックなデジタル一眼、EOS D30 である。 ヤシカ・コンタッククス・マウントアダプターを介して CONTAX T* PLANAR 50/1.4を 装着している。(正式にはツアイスは絞り値を先に書くというツッコミは無しよ・・笑) ↑①EOS D30 P50/1.4 ISO400 1/1500秒 -1補正 絞り=やや開け気味(笑) マウントアダプターを使うと、EXIF(撮影情報)は一部しか画像には記録されない。 絞り込み測光で、もちろん絞り値もファインダー内に電子的に表示されるはずもない、 ・・まあ、それはいいのである

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  • 【玄人専科】コシナOEM機 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    コシナというメーカーは、1999年からのフォクトレンダー・ブランド、2006年からの カールツァイス・ブランドで、マニアックかつ高品位なカメラボディや高性能なレンズ群で 人気のあるメーカーであるが、それ以前は殆ど知られる事がなかったメーカーである。 そう、コシナはフォクトレンダーやツァイスの歴史と伝統のあるブランドを取得する以前は、 自社(コシナ)ブランドよりも、OEM(他社に供給すること)を主体にしていたメーカー なのである。 トキナー(すなわちケンコー)はコシナの親会社(販売会社)であり、 トキナー、ケンコーブランドの多くのレンズはコシナが生産したと思われるし、 それ以外(他社製)にもきっとコシナ製のレンズは少なくはなかったと思う。 そして、ボディであるが、MF時代の各メーカーの普及機の一部はコシナによる OEM生産(設計もコシナ)であったことが良く知られている。 たとえば、1975~

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  • 【匠のデジタル工房・玄人専科】 : 【必読】上級編:PLフィルターの知識と使いこなし。

    今回は、PLフィルターである。 PLとは偏光(Polarize)という意味で、高校野球の強豪でも、製造物責任法でも無い(笑) PLは様々な事ができる魔法のフィルター、では、その代表的な効果を4つ見てみよう。 ちなみに、例によって、【匠の技】による手持ち完全同一構図の2枚撮りを繰り返している。 この技は非常に神経を使い、疲れるので、もうあまりやりたくない(笑) こういう実験も、人に聞く前に自分で試してみれば簡単に済む話である、 写真はいったい誰の為にやってるのか? そう、自分の為である、自分でやれば一目瞭然、 自分の知識・技術と経験を増す事になる。何もしなければ、絶対に上達しない。 何でも人に聞く前にまずは自分で試してみたまえ。 写真のサイズは中には小さいものもあるが、作品ではなく、あくまでPL効果の作例なので 我慢してほしい。ジャギーが出ないようにかつ8の倍数になるようにJPEGをリサイズ

    【匠のデジタル工房・玄人専科】 : 【必読】上級編:PLフィルターの知識と使いこなし。
  • ベテラン編:三脚について | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    「デジタルの常識はフィルムの非常識」と何度も言っている事であるが、 別にデジタルに限らず、古い常識はどんどん打ち破っていくべきだと思う。 読者諸氏はブログという新しい世界に足を踏み入れているにもかかわらず、 やっている撮影技法は、カビが生えてきそうな古い常識ばかかりにとらわれて いないだろうか?もう一度良く初級者からプロに至るまで考え直して欲しい。 さて、今回はベテラン編である。 質問:手ぶれを防ぎ、シャープな写真を撮るには? 解答:最も重要なことは三脚を使用する事である。 ・・・まあ正しい、でも、現代の撮影技法は三脚を使わない事が基である。 「え? 撮影会に行ったら、ベテランの人は皆三脚持ってきますよ。」 ちょっと待った。いつも言っているように、また安易に誰かの言う事を信じるんですか? 何故三脚を使わなければならないのか、良く考えてみた事がありますか? 「師匠がそう言ったから・・・」お

    ベテラン編:三脚について | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
    Blue-Period
    Blue-Period 2011/08/07
    『三脚を使うデメリット(短所)を考えてみよう。①』『②』『③』『④』『⑤』『⑥』『⑦』『⑧』『⑨』『⑩』『じゃ、三脚を使うメリット(長所)は? 手ぶれしにくい「え? それだけですか?」「・・はい」』
  • 初級編:三脚の用途 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    三脚不要論を、過去記事や、べからず集で再三述べている私だが、 さすがに三脚を使わないとどうにもならない場合もいくつかある。 ①超々望遠撮影(おおむね35mm銀塩換算で800mm以上) ②セルフポートレート ③花火撮影(踊り撮り以外) ④記念撮影(自分も入る集合写真) あと、私はほとんどやらないが、天体撮影や鉄道写真など、重い機材を長時間一箇所に 固定してシャッターチャンスを待つ場合などがあると思う。 ちなみに、夜景や室内撮影ではデジタル一眼レフなどにおける、 高感度+大口径+手ぶれ補正(=三種の神器)によって、三脚に頼る撮影は行っていない。 (もちろん、これは35mm銀塩、デジタル一眼レフ、デジタルコンパクト等の 場合であって、中判、大判撮影やスタジオ撮影ではこの限りではない) ---- ちなみに超望遠撮影も、手ぶれ補正機能によって、銀塩換算で600mm程度くらい までならば明るい条件なら

    初級編:三脚の用途 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
  • 超初級編:カメラの種類とメリット・デメリット | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    初級者が、格的に写真を勉強を始めるいうと、まず銀塩AF一眼レフを購入すべき、 というのが、ここしばらくの常識であった、しかし、よく考えればほんの数年前までは マニュアル一眼レフが基的な教材カメラであったし、逆に最近では、ブログやWebの 普及に伴い、最初からデジタル一眼レフを購入するのもあながち変な話では無い。 しかし、実際にはカメラの種類は非常に沢山ある、銀塩(フィルム)だけ見ても、 まずそのフィルムサイズ(フォーマット)が色々あってややこしい。 また、初級者は、まずフィルムカメラかデジタルカメラか?という部分で大きく 悩み、また、(ブロガー諸氏であれば)デジタルを志向したとしても、高価な 一眼が良いのか、コンパクトで済ますかは、最大の悩みであろう。 では、カメラの種類による具体的なメリット・デメリットは何であろうか、 ここでは、「35mmフィルムを使うカメラ」と「デジタルカメラ」の

    超初級編:カメラの種類とメリット・デメリット | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
  • 初級編:シャッタータイムラグとシャッター速度 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    「匠さん、私のデジカメ、シャッター速度が遅くて、うまく写らないんですよ・・」 ・・・え~と、コンパクトかな? 「はい、動物を撮ったり、子供を撮ったりすると特に」 ・・・シャッター速度が遅いって? 「シャッター押してからすぐ撮れなくて・・」 ・・・ああ、それは、シャッター速度じゃなくて、シャッターのタイムラグですね。 「タイムラグ??」 「シャッター・タイムラグ」または「レリーズ・タイムラグ」と言う用語がある。 簡単に言えば、シャッターボタンを押してから、実際にシャッターの切れるまでの 時間差のことである。 これが速い、遅いは、カメラの種類(性能)によって決まる。 実際には個々のカメラの性能に依存するが、だいたい種類によって以下のようになる。 速い:写ルンです(レンズ付きフィルム)、特殊一眼レフ(ペリクルミラー) ↑↑:レンジファインダーカメラ ↑↑:MF高級一眼レフ 普通:AF/デジタル高

    初級編:シャッタータイムラグとシャッター速度 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】
    Blue-Period
    Blue-Period 2011/07/12
    俺のだと、BESSA L >>>>>>>>>>>>>> PEN E-PL5 (0.44) >>>>>5D2 (0.73) >>>>>A55 (0.09)。
  • 初級編:露出補正と白飛びについて | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    何度か書いている事だが、なかかか理解ができない課題なので、今回も簡単に書く。 カメラの露出補正とは、その場の「明るさ」に応じて行うべき操作では無い。 ×明るいから、マイナス補正する。 この操作をやってしまう人がどれだけ多い事か。 またデジタルカメラの「白飛び」が怖くて、中級者以上になっても平気でマイナス補正する。 これは、基的には間違った操作である。 カメラの露出計は、暗いところから明るいところまで、正しく現在の明るさを計ってくれる。 だから、カメラの露出計を基的に信じて、明るい場所でも何も露出補正の操作をしなくても、 正しい明るさに写る。 しかし、カメラの露出計は、明るさには敏感だが、色までは通常わからない。 ---- (余談)来なら、ここで、ニコンF5以降の 3D-RGB測光では被写体の色を判別して・・ うんぬん・・という補足表記が続く。 でも、それは今回はしたくない、ややこしく

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  • 初級編:ズームレンズの効果 | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    ズームレンズで、焦点距離を変えると、被写体が大きく写ったり、小さく写ったりする。 それは、当たり前であるが、初級者の99%までが、その時に被写体しか見ていない事は 非常に残念である。 今回の記事では、ズームレンズの真の効果について述べる、これが理解できるかどうか により、初級を卒業できるかどうか決まると言ってもいい。 今回は、このために、めずらしくズームレンズを持ち出した、ご承知のように私は単焦点 派であり、普段は殆どズームレンズを使わない。 理由はズームレンズに多くのデメリット を感じているからである。(参照過去記事) ---- 某休日、非常に天気の良い日、こんな時は、絞りを絞り込んで被写界深度を深くする パンフォーカス撮影がやりやすい、何故ならば、明るいから、絞りこんでもシャッター速度 がかせげ、手ぶれしにくいからである。 ズームレンズの作例を示すにはもってこいの 日である。 オリンパ

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    Blue-Period
    Blue-Period 2011/04/09
    『女性などの場合、広角で近寄ると「そんなにドアップで写さないで」との事を言われる場合もあるが、そんな時は、「このレンズは望遠の逆なので、小さくしか写らないんだよ」と言ってあげるか、それでも心配なら広』
  • 中級編:消失点とパンフォーカス | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    美術の授業で習う「消失点」 遠近感のある道路だとか、作例のような線路だとか、ずっと続くものが、遠くの1点に 収束していく事を言う。 消失点は絵画から発生したものであるが、そもそも日画には消失点という 概念はなかった。 西洋画・・ダ・ヴィンチだったか、誰だったか?(汗) ・・まあともかく、ルネサンスの頃より使われ始めたと聞く。 人間の目で見ている風景には消失点はあるのだろうか? あるようで無いようにも思える。 何故ならば人間は遠くの物を見るとき、無意識にそこを凝視して、いわばズームレンズを 望遠側にするようにして見ているようにも思えるからである。 でも、カメラ、特に広角レンズを使った場合には、消失点は顕著に現れる。 広角レンズの特徴を、おさらいしてみよう。 ①広く写せる(画角が広い) ②遠近感が強い(パースペクティブの強調・誇張) ③被写界深度が深い(ボケが少ない、パンフォーカス) そして

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  • 超解像ソフトウェア PIXEL MASTER | 【匠のデジタル工房・玄人専科】

    近年のTVにおいては、従来のアナログTV(解像度720x480相当) から、ハイビジョン(解像度1920x1080相当)への転換が急ピッチで 進んでいる。 約6倍の解像度の向上であるから、綺麗に見えるのは当然であるが、 じゃあ、今まで購入した、アナログTV用のSD解像度であるDVDや ビデオを、ハイビジョン・デジタルTV用のHD解像度で見る場合は どうなるのであろうか? 当然、解像度が足りないから、 拡大することになるのだが、何も考えずにそのまま拡大したら、 下手するとカクカクに見えたりして、ハイビジョンで見ているのに、 むしろ鮮明さが失われてしまうことになる。 なので、最近のTVには超解像、という技術が搭載されていていて、 このあたりの問題への対応を図っている。 TVで使われる超解像技術は、たとえば動画超解像と言われる ものであり、前後の数枚(フレーム)の画像から、(フレーム間) 補間処

    超解像ソフトウェア PIXEL MASTER | 【匠のデジタル工房・玄人専科】