印刷 3日午前11時35分ごろ、東京都東久留米市東本町のマンション「ビッグ武蔵野東久留米」で、汚水槽を清掃していた廃棄物処理業者の男性から「ふたを開けたらズボンと人骨のようなものが出た」と110番通報があった。田無署がマンション地下1階の倉庫内の汚水槽を調べたところ、人間の頭などの骨や灰色のズボンなどが見つかった。同署は身元確認を進め、事件と事故の両面で調べている。 同署によると、ほかに見つかったのは人間の骨盤や胸、下半身の骨とカーディガン。死後半年以上たっているという。汚水槽は約2〜3メートル四方、深さ約1メートルで上部に直径約60センチの円形のふたがある。汚水槽はここ数年清掃されておらず、この業者が水を抜いて清掃しようとしたところ底から人骨などを発見したという。 倉庫は2007年以降、鍵と暗証番号入力で開ける仕組みになったが、それ以前はだれでも入れるようになっていたという。