雲の中にたたずむ静かな村、祖谷。1970年代初頭に、誰よりもはやく祖谷の魅力を発見したアメリカ人が、地方創生に必要なものを語った。
雲の中にたたずむ静かな村、祖谷。1970年代初頭に、誰よりもはやく祖谷の魅力を発見したアメリカ人が、地方創生に必要なものを語った。
1億728万人。2040年に予想される日本の人口だ。2010年と比べると約2000万人の減少である。一方、65歳以上の高齢者の割合は36%と今から10%近く上昇する。こうした数字が示すように、日本社会の未来は厳しい状況に置かれている。 人口減少と少子高齢化が現状をさらに悪化させるという予測を踏まえ、安倍政権は「地方創生」を打ち出した。まち・ひと・しごと創生本部を中心に「人口ビジョン」「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、地方創生政策を強力に推進している。 東京一極集中という問題の解決のため、本社機能を地方に移した企業に対して税制優遇を行う「改正地域再生法」も先日成立した。 自治体は数々の「戦略」を策定してきたが・・・ 一方、地方自治体では、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」をもとに総合戦略を策定することが努力目標になっている。 自治体は「地方版総合戦略」の策定に着手しているが、そ
「思い入れ」という人間性の非効率(2007-04-24) 1. 私も仕事をしていてよくわかるのだけれど、人と人が対面で話をすると、話がスムーズに動く。協力企業さんと連絡を取り合うときも、ちょっと込み入った打ち合わせになると、メールや FAX ではダメで、最低でも電話が必要。 外部交渉以前に、社内の不経済もコミュニケーションの障害に起因するものが多い。工場法のために都内の本社工場を拡張できず、田舎に資本投下したら、本社は都内だから大田区の町工場群(試作ラボ)との連携はしやすい一方、いったん設計図を工場に出すと、途端に躓きが増える。 何度も何度も電話で話して、写真を送ってもらってもよくわからず、とうとう飛行機に乗って工場まで行ってみたら30分で原因究明に成功、とかですね。壮大な無駄が出てる。機械さえあれば生産の効率は上がる……というのはルーチンワークの話で、研究・開発・立ち上げの段階では田舎の
「経産省2030年の再エネ比率5年前と不変、地熱コスト2倍に引き上げ」と「2030年の太陽光、現時点認定済で事足りるという悲報」の続き。 2030年の地熱発電比率は1%なのだが、具体的には165万kW。この数字、どれほどのものかとGeothermal electricityを見てみたら、2015年現在のフィリピン1870MW(187万kW)よりも下。日本は今後15年かけても現在のフィリピンにも追いつけない。 日本は2007年時点で世界6位だったが、2010年にはニュージーランド、アイスランドに抜かれて8位に転落、2015年時点では、ついにケニアにも抜かれて9位になった。このままでは現在10位のトルコにも遅かれ早かれ抜かれそうだ。周知のように潜在地熱発電量は世界3位だというのに。 2030年時点でも現在に換算して世界3位。しかし、この15年間、ずっと停滞したままで本当に15年後、現在の3倍に
遠野の町に、ある正直な男がいた。物見山の麓、大鶴隄の辺を、田の水を見て歩いていると「キチキチキチ」という妙な音が聞こえた。初めは虫の鳴く声かと思ったが、それが余りに変わっているので、その音を探して堤に架かった橋の所まで行って見ると、その橋の下に人の声で「ここだ、ここだ。」と言う。男は、そこを覗いてみると小さな一個の人形があり、その人形が声を出していた。男は、あまりに珍しい事なので、気にも留めずに人形を拾って家に持ち帰り仏壇の中に入れて置いたという。 ところがどうしたものか、その人形を拾ってからというもの、その男の性格ががらりと変わってしまって、今までの正直さが無くなり、猾く陰険になってしまった。そして、とても盗みをしたくなって、毎晩方々へ行って泥棒をするようになってしまったという。その男の巧妙な泥棒の腕前は大したもので、少しも他人にはわからなかった。殊にその人形を懐中して出た夜などは、どん
PDF版ページ(PDF形式202キロバイト) English Version 1 なぜ、和歌山県はイルカ漁の許可をしているのか イルカ漁は紀南地方の重要な産業であり、地域の伝統文化であるのですが、水産資源の科学的な管理及び利用に資するように、関係法令に基づき行われています。 太地町は、紀伊半島の東岸に位置する人口約2,800人の小さな町です。日本の経済活動の中心から遠く離れてはいますが、捕鯨の地として約400年の歴史があり、鯨やイルカを捕って、栄えてきた町です。鯨やイルカは当地域の食文化になくてはならないものです。鯨やイルカに関する伝統的な文化行事が年中行われており、捕鯨は地域経済に欠かせない産業として人々の暮らしを支えています。 太地町では1600年代から組織的な捕鯨が始まりました。江戸時代末期になると、様々な要因が考えられますが、熊野灘への大型鯨類の回遊が減少しました。そして、明治時代
1.大規模小売店の出店規制 新しい大規模小売店舗を出店するときに、事業者が充足しなければならない建築規制がいくつかあります。その中のひとつに、平成10年(1998年)に制定された「大規模小売店舗立地法」(略称:大店立地法)という法律があり、店舗面積が1,000m²を超える大規模小売店舗の出店を規制しています。 この「大規模小売店舗立地法」が制定される前には、大規模小売店の出店を規制する法律として「大規模小売店舗法」という法律がありました。正式名称は、「大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律」(昭和48年10月1日法律109号)といいます。非常に長い名前のため、通称を「大規模小売店舗法」いい、さらに略して「大店法」と呼ばれていました。この法律は、現行法である「大規模小売店舗立地法」が制定された時、同時に廃止されました。現在では、私達は廃止されたこの法律を「旧大店法」と呼んで
「心洗われる」 こんな気持ちがこみあげてきたのは、何年ぶりのことしょうか? 齢のせいなのか、最近、いろいろな所へ仏像探訪に出かけても、心が揺さぶられるような感動を味わうということが、あまりなくなってきたように思います。 仏像だけではなく、各地を訪れても、海外旅行に出かけても、同じような感じです。 還暦も過ぎてしばらく経つような歳になってしまうと、感性や感受性がだんだん鈍ってくるのでしょうか? 四十余年前の学生時代、地方仏探訪に各地に出かけていた頃は、観る仏像それぞれが皆、「新たな感動」であり「心揺さぶられる」ものであったように思います。 なかでも、岩手・水沢の黒石寺を訪ねたとき、前夜、檀家総代の方のお宅に泊めてもらい、夜明けの朝陽が朝露にふりそそぐなか、あの魁偉な薬師如来像を拝した時の感動は、今でも鮮明に心に刻まれて残っています。 今年の七夕、7月7日、小沼神社を訪れました。 小沼のほとり
こちらの外来ではこのような患者さんをよく拝見します。半分笑い話のようですが、でも診察にいらした時にはほっとしつつ、何だか嬉しくなってしまいます。 こちらに来てからよく聞かれる質問の1つに、 「相馬と東京での医療は大分違いますか」 というものがあります。実は医療としては、相馬でも、東京でも、多少年齢層が変わる以外大きな違いはありません。特に私の専門科であるリウマチ膠原病内科では手術や手技が少ないので、情報化社会に遅れさえしなければそれほど不自由を感じることもありません。 むしろ大きく異なる点は、病院と社会との関わり方だと思います。 患者さんの病院の利用の仕方、病院スタッフと社会との関わり方、いずれも東京にいた頃と大きく違うことに驚かされました。 特に医師にとっては患者さんが、病院にとっては社会が近いので、「病院は社会のインフラであり、高齢者の方々の通り道である」ということを肌で感じられる。東
飯村 かおり 日経トップリーダー副編集長 2007年より「日経ビジネスオンライン」編集部に在籍。信頼できるおもしろいコラムを世に送り出すことを楽しみにやってきましたが、2015年よりクロスメディア編集長となり、ネットから紙の世界へ転身。書籍などの編集に携わっています。 この著者の記事を見る
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全国ニュースで降灰の話が流れる。しかし、正直言ってそれがどうした、な気がしてしまう、というのも、鹿児島では火山灰など降って当たり前だったからである。 そこで、昨年秋に新幹線の終電(でもないが夜遅くの便だと格安で帰省できる。)待ちを兼ねて市内観光バス巡りをやった時に撮影した、とっておきの写真を披露する。 篤姫が育った屋敷の石垣の写真があるページの写真の、バス停のちょと左側に何やら見えると思うが、これを拡大(違)してみよう。(撮影時期は異なるが、本当に同じ場所の看板である。) 首都圏を直撃した浅間山の降灰は珍しがられているようだが、桜島の降灰は毎度のことで文字通り掃いて捨てるほどある。だから鹿児島市には、一般のゴミとは別に火山灰専用の収集場まであったりするのだ。(ちなみに背景の石垣は篤姫路代からの由緒あるものであるらしい。が、石垣の全景写真は撮っていない。そんなもん、探せばどこにでも転が
千葉市議会も6月25日が最終日となりました。 最終日は、5つの常任委員会の委員長報告と、議案や請願の採決をし、意見書の採択をします。 ところで、私は教育未来常任委員会に所属しています。 その委員会に審査を託された3件の案件のうち、議案2件は賛成しましたが反対した案件についてご報告します。 反対したのは 「小中学校・特別支援学校のすべての教室にエアコンの設置を求める請願」です。 しかしながら千葉市議会は、平成25年12月16日に、国に対して 「公立学校への空調設備導入に関する意見書」 を出しています。 内容は、エアコン設置のため実情に即した国庫補助を求めるものです。 したがって、千葉市議会が精神論を理由にエアコン設置に反対しているというのは、部分的にはあっていますが正しくありません。 エアコン設置は進めたいが、この請願のような進め方は今は無理なので、請願に反対せざるを得ない というのが、正し
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