タグ

古賀及子に関するDailyPortalZのブックマーク (371)

  • :デイリーポータル Z:2005年を振り返る

    古賀:こんにちはー 乙幡:どうもどうも 古賀:総集編対談、またよろしくです。 乙幡:はいー 古賀:前回同様、今日も女ことばでまくしましょう(この年末の総集編はなぜか語尾を換えてお送りしております) 乙幡:こないだ対談終わった直後、いう言葉いう言葉ぜんぶ頭の中で語尾を女言葉に変換してました。 古賀:あ、私もです 乙幡:頭の中だけじゃなく全部口に出したらどうなるんだろう。 古賀:女になるんじゃないすかね 乙幡:そうかー 古賀:そうよ 乙幡:そうなのかしら 古賀:……始めましょうか。今回は7月と8月です。 乙幡:へーい (古賀及子・乙幡啓子) 鎧とBBフェスタの夏 古賀:大晦日、みんないかがお過ごしかしら 乙幡:M-1凄かったわねー 乙幡:あら微妙に古いネタだわ 古賀:やだ、いつ対談してるかがバレじゃない! 乙幡:サンタもお疲れ様ね 古賀:だから対談日がバレるから!べつにいいわ!今日は12/26

  • :デイリーポータル Z:2005年を振り返る

    古賀:なんか、こないだの会議で今度の総集編は口調をかえて対談しましょうてな話になってましたよね。 乙幡:あー、そんなこといってましたね。 古賀:「古賀さんと乙幡さんはフェミニンな言葉遣いでどうですか」ってウェブマスターから提案されてました。 乙幡:あー……。「~~だわ」とか「~~よね!」とかいうアレですね。 古賀:村上春樹の小説とかに出てくるような女性。 乙幡:おんなおんなした。 古賀:いや! 別に普通に対談したらあとで私語尾だけ換えとくんで大丈夫すよ! 乙幡:あら、でもそれじゃあチカちゃんが大変じゃない。 古賀:……チカちゃん。 乙幡:こんな感じすかね。 古賀:……チカちゃん。 乙幡:いいじゃない、やるわよ。もともと女の子なんだもん、私たち。 古賀:そ、そうよね! じゃあ、ケイコと私で今日はデイリーポータルの3月と4月をふりかえっちゃうんだから! 乙幡:……ケイコ……。 古賀:ひるまずい

  • :デイリーポータル Z:オノマトペであそぼう

    ガッシャーン、ワーワー、ベチャッ、ヒリヒリ、イチャイチャ。擬音語や擬態語、いわゆるオノマトペである。日語にはこの手のことばがすごく多いんだそうだ。 「擬音・擬態語辞典」というのを見つけた。オノマトペがぎゅうぎゅう(あ、これもオノマトペだ)詰まっていてすごい。例えば泣き声のエーンとワーンの微妙な用法の違いも分かる。 今日はこの辞典を手にずっぽりとオノマトペの世界を堪能したい。 グーグーとグースカの違いや、パクパクとムシャムシャの違いが今、明らかに! (text by 古賀及子) 古今東西、日語で出版された小説やマンガなどに使われたオノマトペを抽出、研究し、そのオノマトペがどのような状況下で使われているかを分析、「あ」~「ん」まで五十音順に掲載している。 日頃自分が適当に使っているオノマトペが、小説などの文献でどのように使われきたかが分かるのだ。 “がぶり”と“ぱくり”の違い 例えば、何か

  • サンタになって、なにもしない…

    イベントも終了し、三土さんとも分かれ、ひとり会社に戻ってきました。 あまりにあんまりな状況の自分がいたたまれなくなり、ケーキ買いました。 がんばって半分強までべました。甘くておいしかったです。 これにて、ひとりムキになって続けました、「サンタになって、なにもしない…」のリアルタイム更新を終わりにします。 みなさん、良いクリスマスを!! それでは、お休みなさい。

    サンタになって、なにもしない…
  • ふりかけとしてのスナック菓子選手権 :: デイリーポータルZ

    スナック菓子をつぶしてご飯にかけると美味しいという話は有名だ。 テレビのトーク番組なんかで、貧乏時代の生活が語られたりすると出てくるメニュー。想像すれば試すまでもなく美味しいだろうことは分かる。あのしょっぱさと乾き具合がご飯合うのは当然だろう。あまり意外性を感じなかったので逆にやってみたことはなかった。 が、最近単純に「お菓子をボロボロにつぶしてべたら、普段と違う味わいがあるんじゃないか」と思うことがあり、スナック菓子ふりかけもちょっくら試してみっか、と思い至ったのである。 口上が長くなり恐縮です。日は、12種類のスナックをふりかけにして味わいをレポートいたします。(text by 古賀及子) ふりかけ用にお菓子を購入 早速スーパーで並ぶスナックを前に、白飯にあいそうなものをセレクト。選んでいると、どれも普通に白飯にマッチしそうで迷う。様々なスナック菓子のジャンルから多彩なセレクショ

  • :デイリーポータル Z:うしろまえのひと

    きょうのテーマ 唐突に大写しで掲載した上の写真。どうご覧になっただろう。これは私が後ろ前に服を着て、手を反らせてショッピングカートを押している様子である。 ただ、それだけの写真だ。が、見方を変えると何か奇妙な、顔が真っ黒い人がカートを押しているうに見えないだろうか。 見えてこないという方も、ちょっとがまんしてジッと見つめてほし。だまし絵が浮かび上がってくるように、ある瞬間、とつぜん顔が真っ黒の「うしろまえのひと」が見えてくる。 今回、何も考えずにただただ「服を後ろ前に着てみよう」と思いついてやってみた。ふざけてやっているうちに、後ろ前に着た背中になんだか「人」っぽさが宿ることに気づいたのである。 もう一度最初の大きな写真、見てみてください。ほら、誰か知らない人がそこにいるんですよ。 まだ見えてこない方も、とりあえず今回の試みを順を追ってご紹介していくのでどうかおつきあいください。徐々に、今

  • 高専ロボコンを升席で観戦してきた :: デイリーポータルZ

    この世に「高等専門学校」(以下「高専」)というものがある、と知ったのは、大学に入ってからだったろうか。それもそのはず、バリバリの文系だった自分の選択肢には、工業系が大半である高専は入っていなかった。 最近になって、高専の先生と接点ができ(傘ラジオでおなじみの東京高専・小池先生です)、高専ロボコンの升席チケット観戦に招待いただくという、めったにない機会にめぐまれたのである。 「高専」と「ロボコン」。ともに自分にとって未知の分野同士がかけあわさって、さてどんなことになりますでしょうか。 (乙幡 啓子) 国技館を埋め尽くす理系の人々 国技館、11時20分。東京高専待ち合わせの場所に着くと、すでに各学校のノボリがはためいて、その元にそれぞれ揃いのハッピやパーカーを着て、応援団が結集していた。正直、もっと地味な風景を想像していたのが見事に裏切られたかっこうだ。

  • ネジを食べる :: デイリーポータルZ

    ちがうちがう そうじゃ、そうじゃない。 今日私がべてみようというのは、ねじはねじでも工具のねじではない。埼玉県秩父地方の郷土料理にそういうのがあるのだ。 全国的に見て郷土料理には、どうしちゃったんだろうと思う名前の料理が多い。青森の「じゃっぱ汁」、岩手の「ばっと」、秋田の「なんばこ」、山形の「だし」、富山の「やちゃら」、愛媛の「ふくめん」、大分の「やせうま」……楽しすぎてきりがない。 秩父地方の郷土料理も例にもれず「つみっこ」、「おっきりこみ」、「つとっこ」など奔放な名前の料理のかずかずが伝えられている。そして「ねじ」である(検索「ねじ 秩父 郷土料理」)。 簡単にいうと、煮小豆に短くカットしたうどん絡めたもののようだ。 作ってみました ぶちゃけ、ゆであずきの缶詰に生うどんを合えればそれでできてしまうように思える。が、レシピを詳しく調べてみると、小豆はお菓子に使うあんこよりもグッと砂糖が

  • 自分で自分に罰ゲーム :: デイリーポータルZ

    最近、どうも「だれて」しまっていけない。季節の変わり目にちょっと風邪っぽくなり、それ以降部屋が荒れ放題。通っているヨガもご無沙汰だ。ヨガ行き始めの「人生変えるわ!」というモチベーション、あの感じはどこへ行ったのだろう。 だからといって、そうそう叱ってくれる人が大人にはいないのだった。大人はかわいそうですね。そこで自身に活を入れるために、ちょっとした試練をカンフル剤代わりに課してみることにした。テレビなどで見ていて、一回どんなものか試してみたいと思っていた罰ゲーム。あれを日常に取り入れるのはどうだろう。 しかしあくまで、ちょっとした試練だ。ちょっとした罰をカジュアルにやってみました。 (乙幡 啓子) 罪その1:寝坊 ただでさえ低血圧で起きられない体。ここ最近の寒さと、最近買ったニトリの羽毛布団のおかげで、布団からなかなか出られない。で、今日も出発ぎりぎりに起床である。

  • :デイリーポータル Z:タニシを食べタニシを歌う、厚木で

    厚木でタニシがべられる。 各地の郷土料理を調べていて、神奈川県厚木の郷土料理が“タニシ料理”とあったのだ。 厚木といえば、都心のベッドタウンというイメージ。とくべつ縁はなくてもなぜだか全く知らない場所という気はしない。「誰かしら知り合いが住んでそう」そんな街だ。 そこへきて突然、名物がタニシ料理ときた。いきなり突き放された感じだ。しかもそんな名物タニシを歌ったわらべ歌まであるという。マジかよ! 名物のタニシをべ、タニシの歌を歌う。厚木でタニシ三昧したレポートです。 (text by 古賀及子) そもそもタニシがべられるとは 厚木とタニシのギャップに惑わされすっかり焦り気味だが、そもそのタニシがべられるものだということも、実は今回初めて知った。 タニシというと、小学校の教室の水槽にはりついていた巻貝だろう。すごく小さくて、目を離すといつの間にか数が増えて驚いたりした。まさか当時は

  • 人は携帯のカメラで何を撮っているか :: デイリーポータルZ

    わからないのだ。人がカメラの付いた携帯電話で、いったい何を撮っているのか。 いや、実はわかる。子供の写真を撮って会社で見せる人もいるだろう。きれいな風景、おいしいものをべたので記録している人もいるし、彼氏彼女とのツーショットを保存している人ももちろんいる。 カメラ付き携帯の普及により、デジタルカメラをそれほどは必要としなかった人々も撮影手段を手に入れることができた。しかも年々画素数や機能も向上している。旅先にわざわざカメラを持っていかずとも、きれいな写真を撮って保管しておける。 しかし、有意義な写真ばかりが手に残っているとは限らない。ふと気づくと、それは忍び寄っているに違いないのだ。「無意味の履歴」が。私は、人のそれが、見たい。 (乙幡 啓子)

  • 分厚さ的に、どこまでがポテトチップか :: デイリーポータルZ

    「超厚」「厚切りポテトをじっくり揚げた」 どちらも最近見かけたポテトチップのあおり文句だ。どうやら、ポテチ界では今その「分厚さ」に人気が集まっているらしい。サクサク薄くて軽いのが売りだと思っていたポテチに新展開だ。 で、思った。これから先、どんどんポテトが分厚くなってきたとすると、最終的にそれってポテチじゃなくてフライドポテトになるんじゃないかと。ポテチがフライドポテトではなく、ポテチとしてあれるのはどれぐらいの厚さまでだろう。その厚みの限界を調査しました。 (text by 古賀及子) まずは問題の分厚いポテチを試 検証のきっかけになった分厚いのが売りのポテトチップはコンビニを探すとあっさり見つかった。コイケヤの「超厚 オー! チップス」とカルビーの「堅あげポテト」だ。 前者は、これまでの3倍の厚さをアピール、後者は厚さプラスその堅さが売りの様子。どちらも2種類づつフレーバーが並んでい

  • @nifty:デイリーポータル Z:ハウツー都電貸切

    1,なんか北のあたりを走る 2,都電として唯一現存する路線 3,貸切運転してくれる 私の都電荒川線のイメージである。都電にあまり乗ったことがない私だが、なぜか貸切運転をしていることは知っていて、これはわりと有名なようだ。 が、実際に貸切の現場を見たことはない。人に聞いても体験した人は見当たらず、ほとんど伝説みたいに思っていた。 そんなある日、11月に都電を貸切るという人に出会ったのだった。お願いして現場に立ち会ってきました。乗り物好きの血が、今、沸き立つ!(text by 古賀及子) 都電に乗って都電の貸切現場へ向かう 貸切の当日は11月のある日曜日。薄曇りで夕方から雨という天気だったが「山手線が止まるほどの荒天でなければ」決行するとのことで勇んで出かけた。 貸切の案内をしてくれる方々との集合場所はズバリ都電の荒川車庫前、の、近くのファミレス。JRの大塚駅前から久しぶりに都電に乗り込んで向

  • かわいいコンニャク作り :: デイリーポータルZ

    こんにゃくは、はっきりいって地味だ。美味しいし大好きなのだが、材としての派手さはほぼ皆無である。おでん、田楽、煮物、汁の具。料理に関わらずひっそりとそこにいるこんにゃく。 そんな素朴なところが良いといえばそうなのだが、もう少し派手にしてあげることはできないだろうか。 先日、こんにゃくの産地秩父を訪れた際(特集「こんにゃく旅行、秩父へ」)、こんにゃくの専門店で手作りこんにゃくキットというものを買ってきた。これを使って、かわいいこんにゃく作りにチャレンジしたい! (text by 古賀及子) まさかこんにゃくが自分で作れるとは こんにゃくはこんにゃく芋からできている。それは分かっているのだが、あのプルプルした弾力性物質の原料がなんでまた芋なのか、その仕組みはさっぱり分からない。 仕組みがわからなければ、作り方もまるで分からず、まさか手作りできるような代物だとは思っても見なかった。 こんにゃく

  • 80年代の部屋を再現する :: デイリーポータルZ

    80年代がきてる! そんな話を最近良く聞くが、それは当だろうか? 1970年生まれの僕にとって、80年代は小中高、大学と過ごしてきた時代であり、ほろ苦いというか、甘酸っぱいというか、個人的にはとにかく微妙な時代だったという印象がある。 では、客観的に80年代とはどういう時代だったのだろう? 今の様に携帯電話は一般に普及していないし、インターネットもない。レコードはA面が終わったら引っくり返してB面を聞き、好きな音楽はカセットテープに録音した。駅の改札口では駅員さんが切符にはさみを入れ、もちろんスイカもパスネットもない。東京駅に自動改札が導入されたのは1990年の事だ。 84年から始まった「新語・流行語大賞」で流行語部門の金賞を取った言葉を振り返ると、「まるきん まるび('84)」「イッキ!イッキ!('85)」「新人類('86)」 「懲りない○○('87)」「今宵はここまでに(いたしとうご

  • :デイリーポータル Z:こんにゃく旅行、秩父へ

    べ物とは思えないルックス、言い表しがたい感、カロリーほぼゼロという不思議、原料は芋という意外。 コンニャクに興味がある。品のなかでもずば抜けて地味ながら、大好きだし気になる。 西秩父にコンニャクの味噌おでんが200円でべ放題という農協の直売店があるそうだ。両神コンニャク専門店、またの名をコンニャク村。 コンニャクを求め秩父へ。山間に霧立ちこむるある日、ひっそりと旅に出ました。(text by 古賀及子) 秩父は秩父でも未知の秩父へ 実は私は今回訪れる秩父には元々縁がある。実家が西武秩父線の沿線なのだ。西武秩父線は、西武池袋線を引き継いでざくざく秩父の山奥へわけ入る路線。 ただ実家は秩父まで行かないところなので“秩父に縁がある”といっても、せいぜい西武秩父駅周辺までが守備範囲で、そこから先となると秩父は秩父でも未知の秩父というイメージ。 今回の目的のコンニャク店があるのは秩父地方の西

  • 目を回すと目は回るのか :: デイリーポータルZ

    人はぐるぐる回転させれたり、泥酔したりすると平衡感覚を失ってフラフラする。 この状態を「目が回る」という。 それとは別に、目の体操でぐるっと黒目を動かすストレッチというのがあるだろう。 あれは「目を回す」運動という。 「目を回すと目は回るのか」。分かりにくいタイトルですが、つまり、「目を回す運動でも人は目を回してフラフラするのか」それを検証したいと思うのです。 (text by 古賀及子) 「目が回る」という状態を再確認 核心に迫る前に、まず「平衡感覚を失って目が回る」という状態がどんな状態だったかを再確認しておきたい。 人にぐるぐる回してもらうとか、昼間っから酒飲みまくって泥酔するとか、方法はいろいろあるが、バットを額につけてぐるぐる回るというアレを採用した。

  • めざせ白濁! 作るよトンコツスープ

    ……んー? んー? ん、んんー? ……これで正しい味なのかな? なんかこう、パンチが足らないというか、トンコツスープっていったらトンコツスープの味なんですが、ギトギトでもなくサラっとしていて、お店なんかでべる「うっしゃああああ! 豚! 骨!」って味はしないのです。 背油を入れなかったのがいけなかったのかな? うーん。 醤油をちょっと垂らしたら、いい感じの味にはなったんですが……つまりコレはアレだ、料理のベースには使える程度にはダシはとれたんだけど、ピンだと弱いんだ! ピンだと成立しない! ……そんなわけで、甚だ中途半端ではございますが、初めてのトンコツスープ作りは、「やや失敗」ということで終了させて頂きたいと思います……って駄目じゃあああああん! 助言をくだすった皆様、ありがとうございました&料理センスなくてごめんよおおおおおおおおおおおお! でもせっかくなので、このダシを使って、なんか

  • :デイリーポータル Z:日常会話を完全コピー

    日常に行う普通の会話を録音して文字に起こすという企画をやったことがある(特集「自分の会話リスニング」)。 どってことない会話を文字に起こす作業は話すクセが見えてきたりして面白かった。 で、思いついたのだ。この書き出した会話を台のようにして読んでみたらどうだろう。 自分の会話を自分で完全コピーするのだ。 やってみました! さらに勢いで読者さま参加企画もご用意してしまいましたよ! 会話を脚にしよう 自分のおしゃべりを、再現する。そのためにまずは日常会話を録音し、それを文字に起こしていくことから始めることにした。 掲載にさしあたりのない会話として、ライター乙幡さんとの電話での業務連絡を選んだ。次の日乙幡さんの取材に同行させてもらうことになっていて、詳細の打ち合わせ電話だ。 こちらがその会話。時刻は夜。古賀は自宅から、乙幡さんは仕事先からお送りします。どうぞ。

  • においテイクアウト :: デイリーポータルZ

    中学生の頃、アイドルの吐息の缶詰というのを買ったことがある。もちろん当時僕の好きだったアイドルのやつだ。僕は興奮して部屋にこもり、窓という窓を全て閉めて缶を開けた。 そして吸った。胸いっぱいに、吸った。そしたら彼女のにおいがした。 あれって今思えば気のせいではないか。彼女の吐息なんて入っているはずがない。だけどあの頃の僕は確かに缶から彼女のにおいを感じた気がしたのだ。 最近ではキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんが故郷ウェールズの空気の入ったボトルを大量に買っている、という話も聞いた。そもそもその場のにおいというのは缶に詰めたりして運べるものだろうか。あの頃の淡い記憶に結論を下すべく、実験を決行してみました。 (安藤 昌教) まずは道具から ということで今回はにおいを採取して持ち帰り、そして嗅いでみたい。はたしてにおいは持ち帰ることが出来るのか。そのために今回用意した道具は次の通り。 ・空気入