前回に続き、今回も有権者が最大の争点として挙げるのが柏崎刈羽原発の再稼働の問題だ(写真:ロイター/アフロ) 今月24日に告示され、6月10日に投開票される新潟県知事選。報道ベンチャーのJX通信社では、告示前の今月19・20日と告示後最初の週末となった26・27日にそれぞれ、新潟県内の18歳以上の有権者を対象とした電話調査を実施し情勢を探った。調査の概要は末尾記載のとおりだ。 序盤情勢は花角氏と池田氏が横一線新潟県知事選の序盤情勢は、自民・公明両党が支持する元副知事の花角英世氏と、事実上の野党統一候補である前県議の池田千賀子氏が横一線の争いとなっている。2人は告示前の19・20日調査時点からごく小差の争いを続けており、大接戦だ。 新潟県内の政党別支持率(5月26・27日JX通信社情勢調査)各政党の支持層別に見ると、26・27日の調査時点では花角氏が自民・公明両党の支持層のそれぞれ約7割を固め