水島「実は、先日、7月18日のことですが、これはもう、あまりバタバタ大騒ぎしたくないということがありますが、7月18日に田母神俊雄氏宛てに公開討論提案書というものを送りました。(提案書を示して)こういうものですね。はい。ということで、まぁ、ここで言うと、例えば、横領罪については・・・これを全部、読むと長いんですがね」 高清水「はい」 水島「(提案書を途中から読み上げる)『横領罪については、貴殿(田母神氏)は不起訴処分になったことで、無罪であると公言し、主張しています。しかし、裁判所が、貴殿の逮捕や長期拘留を許可したのは、十分な容疑事実があったからです。不起訴処分になったのは、物証の多くが消去処分され、貴殿や島本被告の自白がなかったことから、検察が有罪を立証する為の公判維持が困難であると判断した結果に過ぎません。 検察は、99パーセント以上の立証や勝訴の可能性がなければ、起訴を断念することは