大曲さんが紹介された古書の「西洋人フィルターを通した漢字、ひらがな」の逸品に関連するツイートをまとめました。 文字のフォルムもさる事ながら、あっという間に出典を解き明していく猛者たちの活躍にもご注目ください。
![西洋人の目から見た漢字](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8670ca81946f60819d54d86fcaf61096fd399daa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2Fc47384ba9e32f31ad20d82337c546464-1200x630.png)
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IVSを手軽に入力したい 最近、Mac OS X Lion のヒラギノやIPAmj明朝、Windows 8 Developer Preview に搭載されたIMEなど、IVS(Ideographic Variation Sequence; 異体字シーケンス)を扱うための環境が徐々に充実しつつある。 といっても、意図した異体字のIVSを手軽に入力できるようなツールはほとんどなく、Windows では(おそらく唯一)IVS検索(異体字検索)1.00というソフトがあるぐらい。最近になってこのソフトを試してみたのだが、対応OSが Windows 7 なので残念ながら自分のXPではうまく動かなかった*1。自分も昔IVSの入力・表示デモを作ったが、あれはVS(Variation Selector; 異体字セレクタ)違いの異体字が一覧できないので正直使いづらい。 別に自分でIVSをバンバン使う予定などな
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「涼」と「凉」は異体字として扱われている。 説文篆文では偏が「水」だから、干禄字書(拓本版は摩滅していて見えないので江戸版本を参照)は「涼」を〈正〉とし、「冫+亰」を〈俗〉としている。「凉」は載っていない。五経文字に「冫は訛」とある。 中国では古くは「氵」が書かれていたが、唐代末(懐素の頃)以降は「冫」が多くなる。 我が国には「氵」と「冫」の両方が入ってきたようだ。 平安時代になっても藤原行成は「氵」と「冫」の両方を書いている。 弘道軒に「涼」と「凉」の両方があるが、「涼」
常用漢字コアイメージ辞典 作者: 加納喜光出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/10/22メディア: 単行本 クリック: 43回この商品を含むブログ (1件) を見る 漢字にはその根本的な意味があって、それが古代人の思考をそのまま反映させたものであり、それがコアイメージなんだって。そのコアイメージがわかればその漢字の本質的な意味が理解できるそうな。 まあこの部分まではいいよ。なんか白川静みたいな話なんだけど、たぶん著者は白川をあまり評価してないように思う。かつて白川がえらく批判した藤堂明保の流れに連なる人らしいから。 でも、その解説に書かれる、「古代人はこう考えた!」という話がえらく具体的で細々していてホント見てきたような書き方。 古人の発想はこうである。ことばは音の一種だが、連続する無意味な音声ではなく、連続した音に区切りをつけたものである。区切りをつけた音が世界を区切り、
中国で数千年続いた封建制度を倒し、アジア初の共和国「中華民国」を成立させるきっかけとなった1911年の「辛亥革命」から今年で100年が経過した。 その中心人物だった孫文(1866~1925年)。清朝への武装蜂起と敗退を繰り返していた当時の動きを、日本の新聞が「孫文の支那革命」と書いた記事が目に留まって「これだ!」と叫び、「今後はわれらの行動を『革命』と称することにする」と決意したとのエピソードが残されている。関連記事【メディアと社会】日・中・台を結びつ…【正論】国際教養大学理事長・学長 中…記事本文の続き 孫文らは1890年代に始まった清朝打倒の行動を「造反」などと表現しており、革命との意識は薄かったようだ。造反は体制への謀反であり、ややマイナスの反逆や反乱という印象があった。 幕末以後、福沢諭吉(1835~1901年)や中江兆民(1847~1901年)らが、当時の日本にはなかった西洋の概
「円」は元は「圓」だった。今は、神社の奉納社名簿や落語家さんの芸名など使い途が限定されてしまった。この「円」という「新字体」は、元を辿ると、平安時代に弘法大師、空海が「囗」の中に「|」だけを書いて済ましたことに遡れると話す。その下の横画がだんだんと書きやすく短めに書かれるようになっていき、真ん中辺りまでせり上がって、ついに「円」という字体ができた、これがなければ家計簿に書くときにも大変だったはず、と話してみる。由来をお聞きになって、そのお寺に銅像として立つ空海さんは偉い、とそこのお坊さんの先生。 空海は、「圓」を略しただけでなく、「菩薩」は「ササ」を上下に重ねて「」という合字で書いていた。これは空海の独創ではなく、中国は唐代に僧侶がすでに発明していた略字で、日本では古くから抄物書きともよばれる一群をなしてきた集団文字、場面文字の代表格であり、位相文字の典型だ。 その若いお坊さんの先生が、話
講 評 京都大学大学院人間・環境学研究科教授 財団法人 日本漢字能力検定協会 評議員 阿辻哲次 平成22年度漢検漢字文化研究奨励賞は、厳正な審査の結果、受賞者が決定した。昨年の研究奨励賞が受賞該当者なしであっただけに、今回の結果はまことに喜ばしい。受賞された方々に対して心よりお祝いを申しあげたい。 この事業は、(財)日本漢字能力検定協会が主催する事業の一つとして、わが国の文化の根幹に深くかかわる漢字と日本語(国語)をめぐる研究など、漢字に関わる分野におけるすぐれた学術的研究・調査等に対して、研究者の功績をたたえ、その成果を社会全体に広く公表するために始まったもので、今回は第5回目にあたる。 より多くの優れた研究を奨励すべく、今回から「漢検漢字文化研究奨励賞」と賞の名称を変更し、幅広く漢字文化に関する研究を奨励することとした。さらに、過去3年以内に公表した論文で、他で受賞していないものについ
ハノイの街中では、日本語表記のための漢字は、「日本大使館」、「天馬株式会社」と書かれた看板のほか、日本人向けの案内・パンフレット・メニュー・注意書きの文章などに見られる程度で、日本語として読んでもらうことを目的とした使用はほとんどなかった。開高健は、かつて僧侶と漢字で筆談をして意思を伝え合っていたが、少なくとも街頭ではそういう意図を感じさせる例は見かけられない。 日本製品は、テレビの製品などが人気で、良いと評判だそうだが、日本語そのものの看板としては、概してひらがな・カタカナは少ない。よくある怪しい日本語も探せば見つかったのだろうが。ひらがなの「えにし」という店名が看板にあったほか、先に触れたローマ字でTOSHIBA、HONDAなどが見られた。 日本の社名もあちここちで見られたが、ローマ字で「TOSHIBA」と書かれていても、よもやベトナム語の「ドン」(トン 東)が含まれている東芝(東京芝
なんとなく作業用メモ……その他の四字熟語(2011/07/27) 暗中模索(あんちゅうもさく) 意気揚揚(いきようよう) 異口同音(いくどうおん) 以心伝心(いしんでんしん) 一言半句(いちごんはんく) 一目瞭然(いちもくりょうぜん) 一刻千金(いっこくせんきん) 一刀両断(いっとうりょうだん) 意味深長(いみしんちょう) 遠交近攻(えんこうきんこう) 佳人薄命(かじんはくめい) 隔靴掻痒(かっかそうよう) 換骨奪胎(かんこつだったい) 勧善懲悪(かんぜんちょうあく) 金城湯池(きんじょうとうち) 傾国傾城(けいこくけいせい) 空前絶後(くうぜんぜつご) 公平無私(こうへいむし) 虎視眈眈(こしたんたん) 言語道断(ごんごどうだん) 自業自得(じごうじとく) 獅子奮迅(ししふんじん) 自暴自棄(じぼうじき) 弱肉強食(じゃくにくきょうしょく) 終始一貫(しゅうしいっかん) 小心翼翼(しょう
■はじめに これは全く物理には無縁の記事であることをはじめにお断りしておきます。暇つぶしの随筆と思って読み流してください。 「数対四字熟語」というのは私の造語で、「三寒四温」のように一対の数字を含む四字熟語をさします。日能研の車内広告で四字熟語の尻取りの問題を見てふと思いつき、このような四字熟語がどのような分布をしているかを調査してみました。第一数字を横に、第二数字を縦にとって表に整理し、分布の法則を探るわけです。職員室の閑話にしたら国語や社会科の先生が面白がって国語大辞典やら日本史大辞典を持ち出してきて夢中で調べてくれました。次のページの表がその結果です。私にはさっぱり意味のわからないものも含まれています。 ■蒐集の条件 蒐集に当たっては第一文字と第三文字に対になる数字をもつ四字熟語であることを条件としました(「二者択一」「海千山千」のみ例外)。したがって「十干十二支」や「五十歩百歩」は
内容「本気」と書いて「マジ」と読ませたり,「夜露死苦」と書いて「よろしく」と読ませるなど,わたしたちの身の回りにはさまざまな当て字があふれています。当て字には,漢字の音・訓を借りて日本語を表す「浦山敷(うらやまし)」「型録(カタログ)」といったものや,同音の字に置き換えた「年令(齢)」,もともと無かった音・訓を字義から生み出した「零(ゼロ)」の類い,漢字列の意味に対応する日本語を当てた熟字訓「大和(やまと)」「飛鳥(あすか)」「麦酒(ビール)」など極めて多様なものがあります。 万葉仮名も一種の当て字であるように,奈良時代以前から当て字は行われていましたが,後の時代にもさまざまな当て字が作られ,現在もすさまじい勢いで新しく生み出されています。「象徴的(シンボリック)」のようにルビを使って外来語と日本語の対応を示した表記や,英数字を使った「5963(ごくろうさん)」「109(マルキュー)」「E
小4の国語で習う「改」という漢字。 恥ずかしながら、左側の最後の画はずっと「はねる」と思い込んでいたのだが、小学校では「とめる」と教えていることを知り、衝撃を受けた。 ずっと勘違いしていたなんて恥ずかしい……。 しかし、街中など一般によく見かける字は、はねているものばかり。実はこの「改」という漢字、明朝体やゴシック体などの活字書体では、「はねる」のがふつうなのだが、小学校の教科書などで使われる「教科書体」では、この部分をとめることになっているらしい。辞書でも「どちらでも良い」となっている。 そもそもなぜそんなことに? 文部科学省・小学校学習指導要領担当者に聞いた。 「『改』という漢字は小学校では、止めるカタチで習います。 小学校学習指導要領の『学年別指導配当表』には1006字あるのですが、その字形を標準字形として小学校では教えています。学習指導要領には『教科書体』でのっているので、それが標
日本人は、中国人や韓国人よりも、ベトナム人に似た性格をもっていると思えることがある。気質自体は生真面目さが強い点で近いが、おおらかさでは日本人は概して引けをとるかなとも感じられる。ただし、「♡」にとどまらない多彩なマークや丸文字、ヘタウマ文字など、美化語ならぬ美化字、正確には美化書風、美化表記、より厳密には「可愛化書風」、「可愛化表記」は、やはり日本人、とりわけ若年層の女性たちが「かわいさ」に与えた価値の高さが生み出してきたものであろう。 これらは、語を飾り、物事を飾り、紙面を飾り、イメージを膨らませ、ついには書き手をもかわいく見せようとするものであり、それが受け手に好印象とともに影響を与え、そこからまた他者、とくにグループ内の仲間にも良い印象を、と循環する。その連鎖でかわいい書体や表記の意義がいっそう強化され、ついには社会的な暗黙の目標やルールのようになっていくものも現れる。 (クリック
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