タグ

漢字に関するFeZnのブックマーク (398)

  • 淮河双トン遺跡の刻劃符号は漢字の起源←中国通信社:文化・科学・スポーツ

    中国通信=東京)合肥24日発新華社電によると、中国の考古学者が、淮河流域にある双トン文化遺跡から出土した630点余りの陶器に刻まれた刻劃符号について研究し、そのうちの単体刻劃符号が「字根」としての性格を持っていることを発見した。双トン刻劃符号は意思を伝える機能を備えており、中国文字の起源の一つであると考えるべきだと指摘した。 合肥で開かれた「蚌埠双トン遺跡刻劃符号と早期文明の起源に関する国際会議」で、内外の考古学と文字学の著名な専門家数十人が双トン刻劃符号の謎の解明に取り組んだ。 双トン遺跡は安徽省蚌埠市小蚌埠鎮双トン村にあり、残っている遺跡の面積は1万2000平方メートル。1985年の文化財調査で発見されたもので、そのあと関係機関が前後3回にわたって試掘を行い、大量の陶器、石器、蚌器、骨器、動物の骨などを採集した。特に重要な発見は、双トン遺跡の特殊な文化遺跡としての地位を確立した6

  • 戦犯として追放された漢字: 轟亭の小人閑居日記    馬場紘二

    閑話休題。 円満字二郎さんの「禁じられた「八紘一宇」」に戻る。 紀元二 千六百年記念行事(神武天皇が即位したとされる年(紀元前660年)を第一年 とする紀年法である皇紀2600年を祝った)が行われた昭和15(1940)年、神 武天皇ゆかりの地、宮崎に高い塔「八紘之基柱(あめつちのもとばしら)」が建 てられた。 番組で円満字さんは、今は「平和の塔」と名前を変えた塔を訪れ る。 御幣を模した塔の内部、その中心の底に当たる部分に校倉造りの小さな スペースがあり、その胎内に塔の生命、いわば尊として「八紘一宇」の文字 が祀られていた。 円満字さんは、文字を神様と言い切っていいかは別として、 文字に寄りかかって聖域が出来ており、後光のようなものであることは確かで、 その光源に文字があり、それは文字の役割としては特別なことである、と言っ た。 「八紘之基柱」は、拾銭札の図柄にも使われた。 国民を戦争

    FeZn
    FeZn 2009/10/25
  • 【新国語断想】塩原経央 子ども、障がい者 漢字が悪いわけじゃない (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    【新国語断想】塩原経央 子ども、障がい者 漢字が悪いわけじゃない (1/2ページ) 2009.10.12 09:10 政権交代して、新聞にやたら「子ども」の表記が目立つようになった。民主党が掲げる「子ども手当」による。筆者に言わせれば「子供」と「子ども」とは別の概念だ。小児または小児らを指すのが「子供」で、「子ども」は「子+複数を表す接尾語ども」を表す書き方だ。 なるほど「子ども」と書いても、この「ども」に複数を表すという意識はもうほとんど薄れている。だからといって、この接尾語「ども」が完全に滅んだかといえばそうではない。野郎ども、アホども、子供どもといえば複数概念がちゃんと生きていることが分かろう。この「ども」には、相手を見下すニュアンスがある。だから、「子供」よりもよほど子供を侮った書き方なのである。 「子ども」表記にこだわる人に、「供」はお供の供で、子供を供え物のように扱う人権無視

  • MSN Japan - ニュース, 天気, メール (Outlook, Hotmail), Bing検索, Skype

    MSN はニュース、天気、エンタメ、マネー、スポーツ、ライフスタイル、自動車などの最新情報と、動画、Bing検索、メールの Outlook.com (旧 Hotmail)、Skypeなどを提供する Microsoft が運営するポータルサイトです。

    MSN Japan - ニュース, 天気, メール (Outlook, Hotmail), Bing検索, Skype
    FeZn
    FeZn 2009/09/30
  • 職權による戸籍の誤字俗字訂正についての話 - くうざん、本を見る

    Tue, Sep 08 13:59  交換を通して、某放送局から電話がかかってきたのだが、ケータイのペコペコ音声で、しかも途切れ途切れ、イライラしてきて、掛け直してくれと言おうとしたがその前に切れた。しばらくして交換の人が同じ人からの電話というので、固定電話から掛け直してほしいと伝えてもらうように言った。 14:05  まったく興味のない話題でもなかったが、先方の関心とこちらの興味が一致する保証もないし、途切れ途切れのペコペコ音声は当に嫌いだし。しかし、ケータイ電話って、結構大きなデータを遣り取りするくせに、何であんなに音質が悪いんだ。PHSを見倣え。 15:32  @kuzan その後、電話は鳴らない。席を外してた時もあるが。  [in reply to kuzan] 16:53  @kuzan 電話かかってきた。調べないとものが言えない話なのでなぁ。  [in reply to ku

    職權による戸籍の誤字俗字訂正についての話 - くうざん、本を見る
  • 毎日放送VOiCE - 安岡孝一の新聞記事・ニュース・書評

    VOiCE「憤懣舗」のインタビューを受けたのが、今日、放送された。婚姻で新戸籍を編製した際に、平2.10.20法務省民二第5200号通達にしたがって、旧戸籍の氏の「⿳宀癶山」(→の漢字)を「密」に訂正された人の憤懣がテーマだった。まあ、「宻」に比べればマイナーな異体字だ。 当該通達は、平6.11.16法務省民二第7005号通達・平16.9.27法務省民一第2665号通達・平21.4.30法務省民一第1109号通達で変更が加えられていて、現在では、漢和辞典に正字・俗字等として載っている漢字ならば訂正を要しない。で、→の漢字は、少なくとも『類聚名義抄』(天理 法下二十六オ)と『新潮日語漢字辞典』(検字番号2591)には掲載されている。そこで、私の『新潮日語漢字辞典』(小駒勝美さんから以前いただいたもの)を、毎日放送の記者さんに貸してあげた。 新潮日語漢字辞典 作者: 新潮社出版社/メ

    毎日放送VOiCE - 安岡孝一の新聞記事・ニュース・書評
    FeZn
    FeZn 2009/09/16
  • [2009/09/14]憤懣本舗「ある日突然、名字を変えられて…」

    シリーズ憤懣舗。 今回は、役所の都合によって一方的に名字の漢字を変えらえてしまった一家の憤懣です。 婚姻届を出したその後に、名字の漢字が誤っているとして戸籍上の名字を変更されたのですが、憤懣取材班が調べてみるとその国の基準が実にいい加減だったことがわかりました。 先祖代々受け継がれる名字。 ありきたりでも、また逆に珍しい字ですんなりと他人に読んでもらえなくても、簡単に変えることはできません。 ところが、そんな大切な名字をある日突然、役所に変えられてしまった人が…。 (ササ山征三さん> 「なぜというのが、なんなんそれっていう。先祖が名乗ってきたこの名前をですねぇ、この代でもう使えませんよと」 大阪府枚方市に住むササ山征三さん。(ササは「うかんむり」に「はつがしら」に「山」) ササ山さんがまさかの出来事に遭遇したのは、4年前。次男が役所に婚姻届を出しに行ったときです。 次男のササ山宙大(

    FeZn
    FeZn 2009/09/16
  • 戦後新聞漢字事件簿 - 神保町系オタオタ日記

    昭和21年11月16日「当用漢字表」が公布された。「編輯」の「輯」の字が収録されていないことから、そのことだけでも新聞社では大騒ぎがあったようだ。同年12月9日六社編輯局長会議が共同通信で開催され、「集」と「修」のいずれを「輯」の代用字として用いるかを議論した。毎日新聞東京社の森正蔵の日記*1によると、 各社の意見は、朝日−東京が集で大阪、西部が修、共同−はじめ修を用いたが今では集が有力。東京新聞−集。読売−各社の決定を見てから決定。時事新報−輯を固執。そして社は東京が集をすでに用い、大阪は修を主張し、西部は大勢に従うということになっている。 そして今日の会合で出た意見は 一、「修」には官僚臭あって不可(共同、朝日高野個人の意見) 一、「修」はこの次の漢字制限で除かれるおそれあり。「集」ならばなほながい余命がある(僕の意見) 一、「集」の簡易性を尊重すべし(僕の意見) 一、「輯」にはア

    戦後新聞漢字事件簿 - 神保町系オタオタ日記
    FeZn
    FeZn 2009/09/14
  • 第3回ワークショップ:文字での配布資料を公開 - もじのなまえ

    先日、京都の花園大学で開催された第3回ワークショップ:文字―新常用漢字表を問う Part 2での配布資料を公開します。 漢字小委員会における審議の実際 ―字体をめぐる対立を題材として― (zip 6.4MB) zipファイルの中には2つのPDFファイルが同梱されています。 漢字小委員会における審議の実際.pdf 字体をめぐる各委員の意見の変遷.pdf 前者は画面資料です。それから、この発表では第27回〜30回の漢字小委員会における各委員の字体についての発言を、強い反対、弱い賛成/弱い反対、発言/言及なし、強い賛成の4段階(他に「原案作成者」を合わせれば5種類)で分類しているわけですが、その判定の根拠とした発言を収録したのが後者のファイルです。 この「字体をめぐる各委員の意見の変遷.pdf」はそのまま字体をめぐる主な発言集(ただし、漢字ワーキンググループを除く)となっています。詳細なやりとり

    第3回ワークショップ:文字での配布資料を公開 - もじのなまえ
  • 日本語の実力その2】日本語なしには成り立たない現代中国語 - Suzacu Late Show

    もっと評価されるべき日語の実力シリーズの第2回。今回は現代中国語が日起源の和製漢語なしには成り立たないというお話。やや硬い内容なので興味のある方はどうぞ。 漢字の特徴の一つとして高い造語能力があげられる。ところが歴史を見てみると漢字の造語能力を存分に活用した事例は意外に少ない。伝統的中国語(漢文)においては漢字一文字で一つの概念や事柄を表すのが普通で、二文字以上の熟語は実はそれほど多くない。そのため中国では思想活動の活発だった春秋戦国時代(紀元前770-前221年)と仏教用語を翻訳するときに二文字以上の新語を多く造りだした程度である。漢字の高い造語能力は近代に至るまでかなり低レベルでしか活用されてこなかった。 ベトナムや韓国はもっぱら中国式の漢文を忠実に受け入れてその枠の外に出ることはほとんどなかった。韓国独自の造語もあることはあるのだがその数は少ない。 日はまったくの例外である。漢

  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    FeZn
    FeZn 2009/05/22
    大陸のほうも、けっこう「の」とか使ってますよね。僕が見たのはこの実例ほど多種多様じゃないですが。
  • 筒井康隆『敵』のJIS感字論的解読

    いけだ しょうじゅ/一九九八年二月 其の一 筒井康隆『敵』。 このは、JIS漢字論的にいうとものすごいだということに気付きました。といってもまだ途中までだし、「JIS漢字論」って何?といわれそうですが、まあ、聞いてください。 擬音語がすごいのですが、「信子」の章に出てくる「躯躯躯躯躯」には思わず 興奮してしまった。 笑い声「ククククク」に身体性(「躯(からだ)」)を被せているわけですが、実は「躯」の字は78JISと83JIS以降で非互換な字体変更が為された、いわく付きの字なのです。「身區」(78JIS)から、「身区」(83JIS)へ。この非互換な変更は女性の持つ、二面性を的確に表現し得ています。ある時は淑女、ある時は娼婦ように、ってのですね。 さらに変更部分に着目すると「口」と「メ」とが取り出せ、ここから「メロメロ」という語を取り出せる。さらに「口」や「メ」から男女の身体部位を連想する

  • 「新常用漢字表試案」への疑問: 小池の物置

    「新常用漢字表試案」への疑問 今回の「試案」に関して大きく分けて三つの意見があります。 一つは基方針への疑義 二つ目は文字選定の方法についての疑義 三つ目に表の字体についての疑義 です。 【意見の概要】 第一点に「基的な考え方」への疑義ですが、そもそも「近年の情報機器の広範な普及」が「漢字使用の目安」としての常用漢字表を改訂する根拠になるかどうかです。 試案はこのことについて何らの根拠も示していません。(2)において「社会生活で目にする漢字の量が確実に増えている」と記述されていますが、その根拠となる何らの統計的数値も示されていません。 審議会が何を根拠として「漢字の量が増えている」と断定したのか、またそれがなぜ目安としての漢字表に字種を追加する必要性をもたらすのか、こうした理由を開示することなく「初めに追加ありき」のような試案が作成されたことが疑問なのであります。 また「日の漢字全

  • 中国で旧字体復活? 漢字の行き過ぎた簡略化めぐり論議 - MSN産経ニュース

    【上海=河崎真澄】中国で「繁体字」と呼ばれる旧字体の復活をめぐる議論が起きている。政府の諮問機関、全国政治協商会議の潘慶林委員が、現在公式に使われている「簡体字」は中国の伝統文化の継承を妨げる、として繁体字に段階的に戻すよう提案を行ったためだ。ただ、簡体字は1960年代に識字率の向上のため導入された経緯があり、大半の中国人は画数の多い繁体字になじみがない。中国教育省は「簡体字継続は現行法で保護されている」と反論した。 日でも戦後、簡略化された当用漢字が公式に使われたが、例えば「廣」が日で「広」と略されたのに対し、中国は「广」となるなど、極端な簡略化が進んだ。また、例えば幹部の「幹」も乾燥の「乾」も、中国の簡体字では「干」にひとくくりにされており、漢字来の意味が分かりにくくなった場合もいる。 共産党政権が推進した簡体字政策に対し、台湾や香港では「正体字」と呼ぶ旧字体を使い続けてきた。台

  • 『文字の骨組み―字体/甲骨文から常用漢字まで』大熊肇著: ほぼ文字についてだけのブログ

    トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 を上梓しました。 序文は府川充男さんに書いていただきました。 の内容は、このブログに書いてきたようなことをまとめたものですが、ブログに書かなかった新しいネタも収録しています。 大熊肇[著] 府川充男[序] 彩雲出版発行 体2000円+税 四六版 462頁 2色刷(資料編を除く) 日図書館協会選定図書になりました。 『図書新聞』(第2924号 2009年07月04日号)に拙著『文字の骨組み』の書評が載りました。評者は小池和夫さんです。 ▲クリックすると拡大 正誤表 〈

  • JEPA3月度定例会 「文字図形番号のJIS化への取り組み」 漢字文化をデジタル環境で継承するために 日本電子出版協会(JEPA)

    印刷出版業界においても、あらゆる作業がコンピュータ化され、コンテンツがデジタル化されてきている。このことが業務の効率化を促進し、コストの削減に大きく寄与していることは論を待たない。 しかし、その中でなお残されている課題のひとつが、文字コードにない文字を扱うときの「〓(ゲタ文字)」と文字コードにあるが使用する文字セットの違いによって生じる「文字化け」の問題である。紙に印刷する場合はもちろんのこと、今後は電子書籍のインターネット配信や、アーカイブ構築のニーズがますます高まる中、この問題をどのように解決していくべきなのか。 今回のセミナーでは、「文字の図形に固有の識別番号をつけ、その番号を共有基盤として仲介させる」ことでその解決を図ろうと活動している、「NPO法人文字文化協會」と「インデックスフォント研究会」から講師をお招きし、その考え方の内容と標準化へ向けての活動を紹介していただく。

    FeZn
    FeZn 2009/03/11
     3/11……って今日?
  • 旧字体で気にかかること_01 - なんでやねんDTP・新館

    InDesign上(あるいはテキスト段階)で一括変換して旧字体を使用するにあたっては、地名・人名・書名など固有名詞に注意しなければならないのは当然だが、もう一つ。 当用漢字表/当用漢字字体表あるいは常用漢字表の制定時に字体整理され、元は別字だったものが一方の字の新字体とされたため区別がつかなくなったモノがあり、『新潮日語漢字辞典』によると以下のモノがそれに該当する(見落としがあると思うが……)。 医/余/仮/台/予/亘/体/姫/担/欠/浜/灯/県/秘/糸/虫/蚕/証/豊/錬/芸 「弁」がヌケていた。が、私の処理では【 】で括ることにしているので…… ●「予」は、一人称として用いる場合や「与える」意味として用いる場合(予奪)は旧来から新字体を使用する。 ●「余」は、一人称として用いる場合は旧来から新字体を使用する。 ●「欠」は、あくびの意味に用いる場合(欠伸)や「ケン・カン」と音読する場合

    旧字体で気にかかること_01 - なんでやねんDTP・新館
  • @檸檬の家: 明治の法令にも「障害」の用例あり…むしろ「障碍者」こそ新語

    @檸檬の家 ブログ更新を停止しています  自己紹介   連絡先: 小川 創生 (motoyuki@bc4.so-net.ne.jp) このブログは個人的な「書きたいこと雑記帳」であり、現在または過去の所属の公式見解等を示すものではありません。 昨年のブログ記事『「障害」は当に「障碍」「障礙」の当て字なのか?』では、青空文庫における戦前の用例などを元に、「障害」は戦後の当て字ではないと結論付け、戦前に遡っても「障害」が「障碍(礙)」の当て字かどうかは判然としないことを述べた。今回の記事はその続編として、明治の法令における「障害」の用例を示して結論の根拠を補強し、同時に、『戦前は「障害者」ではなく「障碍者」だった』という説にも疑義を唱えておきたい。 明治25年の勅令に「障害」が登場 明治以降の法令をどうやって調査すればよいのか、正直言って素人の私はかなり戸惑った。国立国会図書館「日法令索引

    FeZn
    FeZn 2009/03/09
     一部は知って/気づいていたけれどそこから先は全く考えが及んでなかったあたりのはなし。なるほど。→あとで書く。予定。
  • 電子出版における文字:文字だけでは表現できない「なにか」 - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/02/17 當山日出夫 もろさんのコメントに答えてということもあり、また、『内村鑑三全集』デジタル版について、両方にかかわること。 均一に並んだ文字(活字)だけによって、文章表現(言語の表記)がなりたつ、これは、今では当たり前のように思っている。しかし、言語の表記、全体の流れのなかで見れば、これもまた、一つの、「視覚的効果」をふくんでいる。 内村鑑三にかぎらず、明治期以降の活字組版の出版物については、おそらく二つの異なる方向性がある。 第一に、純粋に、活字を均一にならべること。これは、漢文であれば容易であり、表記においても、おこなわれてきた。例えば、唐代の宮廷写経、一行十七字で、均一に文字がならぶ。 しかし、これは、日語の漢字仮名(平仮名)のまざった文においては、難しい。もともと均一ではない「仮名」を、均一サイズの「漢字」と違和感なく、デザインして組版する。この方向での工夫と苦

    電子出版における文字:文字だけでは表現できない「なにか」 - 明窓浄机 YAMAMOMO
  • 電子出版における文字:〓(ゲタ)は良心的な処理か - 明窓浄机 YAMAMOMO

    2009/02/18 當山日出夫 さて、2月15日の「電子出版における文字」の、直接のつづき。 いくつか問題点はあるのだが、その最大の課題の一つが、無い字をどうするか、ということ。 デジタル版『内村鑑三全集』データの作成の段階で、「今昔文字鏡」を使ったことは前にのべたとおり。(どのバージョンかは確認していない、おそらく、8万字TTF版、かと思うが。)フォントのライセンスの問題を、とりあえずおいておく。(これは、とても重要な問題であるが。) 問題は、 ・「見える字」と「検索できる字」のくいちがい。 ・もし、字が化けてしまったり、完全に抜け落ちてしまったりしたら、どうしようもない。 結論から言った方がはやい。私はこう考える。0213(04)でも含まれないような字を、はたして、検索するだろうか? また、単漢字単位で、すべての漢字が見えている必要があるのだろうか? 私は、一部の文字は「ゲタ(〓)」

    電子出版における文字:〓(ゲタ)は良心的な処理か - 明窓浄机 YAMAMOMO