Windows Internet Explorer 9 主要ブラウザがいまこぞって開発を進めている分野がGPUやH/Wを活用したレンダリング性能の向上だ。レンダリング、グラフィックや動画のデコード、テキストのレンダリング、画像データの加工などの処理にGPUを使うようにすると、性能の向上や品質の向上が見込めるだけではなく、CPU負荷が低減するためその分ブラウザのほかの処理をCPUに回すことができるという利点もある。 どのブラウザでもGPUを活用するための取り組みが進められているが、今もっとも進んでいるのがIE9だ。クロスプラットフォームで展開しているほかの主要ブラウザと異なり、Windowsというプラットフォームに固定されたIEはそれだけOSの提供する機能を使いやすい立場にある。Windowsの提供するGPUを活用するための機能をもっとも最初に取り込みやすいブラウザといえる。 IEBlog
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Microsoftが再びウェブに本腰を入れて取り組むかどうか疑わしく思っていた人々にとって、その疑いを捨てるときがやって来た。 Microsoftは米国時間3月16日、ラスベガスで開催の同社のMIXカンファレンスにおいて、プログラマー、ウェブ開発者、そして世界中に、同社のウェブブラウザで実現されることの一端を披露した。具体的には、同社が「Internet Explorer(IE)9 Platform Preview」と呼ぶものをリリースした。このプロトタイプは、ブラウザが現在あるウェブを扱う方法を改善するとともに、同じ程度に重要なことだが、登場し始めている新しいウェブ技術のサポートを追加するための、同社の取り組みを紹介するために作られたものだ。 この新しいソフトウェアは、まだ「戻る」ボタンもないほど荒削りの骨組みにすぎない。だが、IE担当ゼネラルマネージャーで、MIXでこのプロジェクトにつ
エクスプロイトも公表されたIEの未修正の脆弱性への対応について、「臨時アップデートの可能性は否定しない」とMicrosoftが言及している。 Internet Explorer(IE)の未修正の脆弱性を突くエクスプロイトコードが公表された事態を受け、米Microsoftは3月12日、回避策について新たな情報を公開した。臨時アップデートの可能性にも言及している。 この脆弱性はIE 6と7に存在し、Microsoftは9日にアドバイザリーを出していたが、エクスプロイトの公表などを受け、レジストリキーの変更による回避策を新たに紹介した。Windows XPとWindows Server 2003にこの措置を自動的に適用できる「Fix It」のリンク提供も開始した。ただしこの措置を適用した場合、IEからの印刷やWebフォルダの利用といった機能に影響が出る可能性があるとして、十分な検証を行ってから導
A security researcher has credited McAfee for helping him to develop exploit code that cracks open an unpatched flaw in older versions of Internet Explorer. Moshe Ben Abu (AKA Trancer00t) used the flaw in IE 6 and 7 in knocking-up a module for the open-source Metasploit exploit database. "I didn't find the vuln', just found it in the wild. With a little help from McAfee (http://j.mp/c4W3xA) :-),"
Windows Internet Explorer 8 マルウェアのダウンロードはネットサーフィンにおける大きな懸念事項のひとつになっている。これに対し主要ブラウザはマルウェアを検出してダウンロードしないように警告する機能を提供することで対応しており、MicrosoftもIE8で同機能の提供を開始した。同社ではその機能を「SmartScreen Filter」と呼んでいる。 IEBlog : IE8 SmartScreen Filter - Protecting Users at Internet Scaleにおいて、SmartScreen Filterが実際にどの程度稼働しているのかという数値が公開されており興味深い。 SmartScreen Filter IE8が公開されて以来のマルウェアダウンロードブロック総数 5億6,000万以上 最近の日ごとのマルウェアダウンロードブロック数 3
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Mozilla Foundationが「Internet Explorer(IE)」の圧倒的なシェアを減少させるには、5年を超える懸命な努力と、利益をもたらすGoogleとの提携関係が必要だった。しかし、このことがそれほど困難である必要はないのかもしれない。 欧州連合(EU)における、Microsoftに対する独占禁止法訴訟のおかげで、いくつかのマイナーなブラウザに支援の手が差し伸べられようとしている。マイナーブラウザの存在価値を高めようとする努力を後押しすることになるかもしれない。少なくとも、欧州の人たちが1つのスクロールバーに気付けば、の話だが。 「バロットスクリーンは『Maxthon』にとって大きなチャンスを意味している」。Maxthonの広報担当者Ron White氏はこのように述べる。Maxthonはあまり知られていないブラウザの1つだが、欧州の人々は今後その存在に気付くことにな
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VBScriptの未修正の脆弱性を突くコンセプト実証コード(PoC)が公開され、Microsoftやセキュリティ機関が対策を呼び掛けている。 MicrosoftのVBScriptに未修正の脆弱性が見つかった問題で、SANS Internet Storm Centerは3月2日、この脆弱性を突くコンセプト実証(PoC)コードが公開されたと伝えた。 それによると、このPoCではWindows 2000、Windows XP SP2/SP3、Windows 2003 SP2で脆弱性を悪用する方法について解説しているという。ただし現時点で、実際の攻撃は確認されていないとしている。 Microsoftによれば、脆弱性はInternet Explorer(IE)におけるVBScriptとWindows Helpファイルの相互作用の方法に存在する。悪質なWebサイトをIEで閲覧させて「F1」キーを押させ
IEにおけるVBScriptとWindows Helpファイルの相互利用に関して脆弱性が存在するという。 米Microsoftは3月1日、Internet Explorer(IE)のVBScript利用に関する未修正の脆弱性情報が新たに公開されたとして、アドバイザリーを提供して注意を促した。 アドバイザリーや同社セキュリティ対策センターのブログによると、脆弱性はIEにおけるVBScriptとWindows Helpファイルの相互利用に関連した問題に起因する。攻撃者は細工を施したWebページにユーザーをおびき寄せ、ポップアップ表示でだまして「F1」キーを押させる手口で、任意のコードを実行できてしまう可能性があるという。 影響を受けるのは、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003の各OS。一方、Windows 7、Windows Server 20
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印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます シマンテックは1月22日、Internet Explorer(IE)のゼロディの脆弱性を狙った新しいエクスプロイトコード(脆弱性実証コード)が公開されたと発表した。脆弱性を解消するパッチは、22日にマイクロソフトから公開されており、シマンテックでは同パッチの適用を強く推奨している。 IEのゼロデイ脆弱性は、米Googleへのサイバー攻撃に際して使われた脆弱性で「Aurora」と呼ばれ話題となった。この脆弱性を解消するパッチは、マイクロソフトが毎月提供する月例パッチではなく、定例外のパッチとして22日に提供が開始されている。 今回発見されたエクスプロイトコードは、この脆弱性を悪用して攻撃を仕掛けるもので、「数百のウェブサイトにホストされて
Microsoftは米国時間1月21日、「Internet Explorer(IE)」に存在する8件の脆弱性を修正するため累積的なセキュリティ更新プログラムを公開した。ここにはGoogleその他の米国企業を狙って中国から行われた攻撃で悪用されたセキュリティホールも含まれている。 セキュリティ情報(MS10-002)では、すべてのサポートされているリリースの「IE 5」「IE 6」「IE 7」「IE 8」について、深刻度を「緊急」としている。これらの脆弱性により、悪意あるウェブページをユーザーがIEを使って閲覧すると、リモートでコードが実行される可能性があるという。 このIEに存在する脆弱性については、次回の月例セキュリティ更新(2月9日)で修正パッチをリリースする予定になっていたと、MicrosoftのシニアセキュリティプログラムマネージャーJerry Bryant氏はブログ投稿に記してい
米Microsoftは1月21日(米国時間)、Internet Explorer(IE)に関するセキュリティアップデートをリリースした。重要度は最高の「緊急(Critical)」。 今回対処された脆弱性は、1月12日に発表された中国でのGoogleに対するサイバー攻撃で利用されたとみられているもの。リモートでコードを実行される可能性があり、フランス政府やドイツ政府のセキュリティ機関でもセキュリティアップデートが配布されるまで代替ブラウザを使用するよう呼びかけていた。 更新の対象となるのは、IEの全バージョン。自動更新機能が有効になっていれば、何もしなくても適用される。 手作業による更新時に表示される今回の更新プログラムの説明
7月上旬以降、「Internet Explorer(IE)」を攻撃の脅威にさらしている同ブラウザのセキュリティホールは、Microsoftによるコード内のたった1つのタイプミスによって引き起こされていた。 Microsoftは米国時間7月28日、同社の「Security Development Lifecycle(SDL)」ウェブサイトに投稿したブログ記事の中で、誤って入力されたアンパサンド(「&」)が攻撃の原因であることを認めた。 MicrosoftのセキュリティプログラムマネージャーであるMichael Howard氏は自身のブログの中で、そのタイプミスによってIEが使用するActiveXコントロールのコードに問題が生じてしまったと説明した。そのコントロールは、Microsoftが古いコードライブラリを使って作成したもので、Howard氏はこのコードライブラリに脆弱性があることを認めて
Microsoftから新たなOut-of-Bandパッチ 2009年07月29日19:20 ツイート fsecure_corporation ヘルシンキ発 by:ナイ・ダン Microsoftが2、3の脆弱性をフィックスするアウトオブバンド・パッチをリリースした。脆弱性の1つは、Internet Explorer(MS09-034, Critical)に、もう一つはVisual Studio(MS09-035, Moderate)に影響を与える。我々が以前述べたように、こういうことはめったになく、起きたとすれば正当な理由があってのことであり、注意を払ってマシンを必ずアップデートした方が良い。 以下はこれらのセキュリティ・アップデートが脆弱性に対処する方法に関する簡単な概要だ: Internet Explorer, MS09-034 - このセキュリティ・アップデートは、IEがメモリでオブ
先日リリースされたIE8のシェアが、早速低下していることが分かった。このシェアの低下は、IE8をインストールしたユーザーがIE7にダウングレードしたためと見られている(Fudzilla、InformationWeek)。 NetApplicationの調査によると、日曜(22日)には2.59%あったIE8のシェアが、月曜(23日)には1.86%にまで下落したという。この原因は、リリースしてすぐIE8をインストールしたユーザーがIE7に戻した(ダウングレードした)ためではないか、と述べられている。 日本でも似たような現象は観測されたそうで、19日に公開されてすぐにシェアを伸ばしたものの、21日に2.62%を記録したあとに下落、一方でIE6のシェアが上昇するという現象が見られたそうだ。 日本の場合、3連休で自宅のPCにIE8をインストールしたが職場のPCはIE6のままで、そのため平日になってI
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