【ニューヨーク27日時事】急逝した米ポップス界のスーパースター、マイケル・ジャクソンさんは芸能活動で巨額の収入を手にし、投資にも熱心だった。一方、遊園地付きの豪邸を所有するなど生活も派手で、多額の負債を抱えており、資産状況の全容は現時点で誰にも分からないという。 米紙ニューヨーク・タイムズによれば、マイケルさんは1980年代以降、7億ドル(約666億円)を印税や公演などで稼ぎ出した。投資にも熱心で、ビートルズ作品200曲以上の版権を持つ音楽出版社の大株主だ。 しかし、ロサンゼルス近郊の豪邸「ネバーランド」の管理や美術品の購入など、生前は出費も多く、7億ドルの多くは既に残っていないもよう。出版社の株式の価値は5億ドル超に達するとされるが、負債総額も4億〜5億ドル(約380億〜476億円)に上るとみられている。 【関連ニュース】 ・ 【特集】追悼 マイケル・ジャクソン ・ 〔写真特