本日12月8日、第14回文化庁メディア芸術祭受賞作品が発表された。マンガ部門の大賞に選ばれたのは、月刊アフタヌーン(講談社)で連載中の岩明均「ヒストリエ」。 文化庁メディア芸術祭は、メディア芸術の振興を目的として、CG-ARTS協会が文化庁、国立美術館とともに主催する祭典。マンガ部門のほか、アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門の4部門で優れた芸術作品を表彰するとともに、国内外の作品を広く紹介する。 マンガ部門の審査員は永井豪、かわぐちかいじ、さいとうちほら現役のマンガ家のほか、東京工芸大学准教授の細萱敦氏、神戸松蔭女子学院大学教授の村上知彦氏が担当。永井は総評として「最終審査では歴史を扱ったマンガが審査員の票を多く集めた。かつて主流だった荒唐無稽な作品が少なくなっていることは少し寂しい気はします。」「今年度の受賞作品を通して“マンガの今”を感じて頂けるのではないだろうか