2010年12月01日12:40 カテゴリ心理学 「情報中毒」と「好奇心のパラドックス」 情報はドーパミン放出をもたらす興奮性刺激 われわれはなぜ、日曜日にもメールを頻繁にチェックし、Facebookのようなソーシャルサイトを1日に100回もチェックせずにいられないのだろうか? 新しい事実を知ることがなぜ喜びになるのだろうか。脳にとっては、情報もまた報酬刺激、すなわち神経伝達物質[この場合はドーパミン]の放出をもたらす興奮性の刺激の1つだからだ。 以下、情報は中毒になるということを論じた、Slateのコラム(筆者はEmily Yoffe氏)から引用しよう。 「ドーパミン神経系は、飽きるということを知らない」と、ミシガン大学の心理学教授、Kent Berridge氏は説明する。「そして特定の条件下では、何かを無分別に過剰に、生活に支障が出るほどに、欲する気持ちを起こさせる」 われわれは