「第10番目の惑星」発表までの経緯 2005年8月 1日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年08月01日 ロサンゼルス発――太陽の周りを回っている氷と岩石からなる天体が発見された。発見した科学者たちによると、冥王星よりも大きく、太陽系の新惑星だという。現在は太陽からおよそ145億キロメートル――太陽から冥王星までの距離の約3倍――離れており、わかっている限りで太陽系で最も遠い天体ということになる。 カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン教授(惑星科学)は、7月29日(米国時間)に行なわれたこの発見に関する電話会見で、「太陽系外縁部で初めて冥王星よりも大きいと確認できた天体だ」と述べた。電話会見が急遽行なわれたのは、発見の内容が記載された非公開のウェブサイトがハッキングされ、ハッカーがこの情報を公開すると脅しをかけてきた、という知らせをブラウン教授が受けたためだ。