横浜市中央卸売市場本場水産部(横浜市神奈川区山内町)は9月6日より水産物棟の一部を毎月第1・第3土曜に一般開放する「ハマの市場を楽しもう!」を始めた。地元住人を対象にしたもので、開放日には仲卸業者83店舗が軒を連ねる場内で一般消費者も買い物が可能となる。 市場の開放は横浜魚市場卸協同組合が中心となって、地元住人への「感謝と市場への理解」を目的に企画された。同企画実行委員長で鮮魚卸「伊勢三」の岩本稔社長は「まだ暗い内からトラックが頻繁に出入りしたり、夏場は匂いがしたりと、日頃、近隣の方にはご迷惑をお掛けしている。市場を体感していただき、私たちの仕事にちょっとだけでも理解を示してもらおうというのが趣旨」と話す。 初日には地元住人約600人が訪れ、1日23トンもの取扱高を誇るマグロなど、低価格で新鮮な魚介類が手に入るとあって場内は活気にあふれた。同水産部は開放するにあたってすでに今年7月から一般
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