町の歴史を記した「町史」を作るために使用し個人が所有する史料が散逸していないか、その所在を確認する今年度初の調査が、松島町で18日から始まりました。 松島町では、町の歴史を記した「町史」を制作してからおよそ30年が経過し、そのもとになった個人が所有する歴史資料が散逸していないかどうか、昨年度から所在を確認する調査が進められています。 今年度の調査は18日から始まり、町の職員と東北大学の歴史の専門家、あわせて3人が、史料を保存している個人の家を訪ねました。 この家では、江戸時代の松島のことや地域の災害を記した史料、およそ70件を保存していて、このうち伊達家の4代藩主・綱村が松島を訪れた際の記述などが町史に活用されています。 町の職員は、史料を見ながら保存状況を確認し、持ち主に対して保存する上で困ったことはないかや、近年の地震や水害で被害にあっていないかなど、聞き取っていました。 松島町では、