図書館総合展に行ってきました。フォーラム3つ、がっつりと。 最初はローライブラリアン研究会の「知ってトクする判例☆エッセンス」。 前半が招待講演で、「家栽の人」原作者、ライターの毛利甚八さんによる「広島県少年院特別公務員暴行陵虐事件判決をめぐって」。少年院で起きた事件をめぐる、実際のところ無罪なのでは…?と思われる裁判についてのお話でした。実際の裁判というのは、政治的な状況、感情的な部分が入り込み、自分が思っているような絶対的なものではないのだと思いました。 後半はいしかわまりこさん、岩隈道洋さんによる判例検索のレクチャー。判例を絞り込むキーワードの難しさ、判例の要点のつかみ方など、短いけど充実していました。 終わってから、判例の検索というと、たいてい判例DBにどういうキーワードを投げていくかというテクニックだけど、例えば前半の話にあったような、だんだん証拠の薄さが露呈して無罪ではと思うの