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ブックマーク / www.refugee.or.jp (3)

  • 米兵と出会った祖母のこと。大阪、横須賀、語られなかった強さと生き様の歴史|ニッポン複雑紀行

    戦後の大阪には1955年まで米軍の駐屯地(現・大阪市立大学)があった。黒島トーマス友基さんは、そんな「キャンプ・サカイ」に第65エンジニア部隊の一員としてやってきた占領軍の米兵を祖父にもつ。 実は私も祖父が沖縄の米軍属で、これまでトーマスさんとは色々なことを語り合ってきた。二人の共通点は、祖父が米軍と関係しているという事実にだけでなく、「アメラジアン」としてのアイデンティティをもって暮らしていることにもあるかもしれない。 これまで、アメラジアンにまつわる一人ひとりの歴史が積極的に語られることは決して多くはなかった。例えば、芸能界などにも有名な方はいるが、自分の家族のことを積極的に語る人たちは少なかったように思う。 トーマスさんはそのことを少し残念に思っているようだった。自分のおじいさん、おばあさん、そして二人の間に生まれたお父さんのことについて、語るべきこと、語り継ぐべきことがたくさんある

    米兵と出会った祖母のこと。大阪、横須賀、語られなかった強さと生き様の歴史|ニッポン複雑紀行
    Guro
    Guro 2020/01/17
    横須賀安浦ときいて、ぐわっと読む気になったのはなんでだろうか。最近、縁戚関係から時代の歴史を把握することも多いが、あらためて「近くの土地」という要素も「関心」の相当大きな要素と思う。
  • 少数者の隠れた声に寄り添う。“多数者のぬるま湯”に抗い続けた男が「移民の支援センター」をつくった理由|ニッポン複雑紀行

    神戸にあるもう一つの「KFC」 神戸市の長田区に「KFC」という名のNPOがある。KFCと言ってもあの有名なチェーン店ではない。1997年に設立された「神戸定住外国人支援センター(Kobe Foreigners friendship Center)」の略称である。 神戸市には在日コリアン、ベトナム難民、中国残留邦人帰国者など様々なルーツを持った人々が暮らしている。95年の阪神・淡路大震災後の支援活動を源流にもつKFCでは、神戸の定住外国人コミュニティのために高齢者支援、日語学習支援、子ども支援など様々な支援事業を展開してきた。 KFCが運営するデイサービスセンター「ハナの会」 人手不足の世相を反映して若年の外国人労働者に社会の注目が集まる中で、KFCでは在日コリアンやベトナム難民など「移民や海外にルーツを持つ高齢者たち」の支援を行っていると知り、強い関心を持った。さらに、KFCでは利用者

    少数者の隠れた声に寄り添う。“多数者のぬるま湯”に抗い続けた男が「移民の支援センター」をつくった理由|ニッポン複雑紀行
    Guro
    Guro 2018/08/31
  • 駅に来たら、母語が聞こえる。前代未聞の24ヶ国語アナウンスを始めた駅長が実現したかったこと|ニッポン複雑紀行

    新大久保は「韓流だけじゃない」 韓流の街というイメージが強い新大久保。しかし、駅から一歩出ればもっと「複雑」であることに気づく。行き交う人たちの出身国は2〜3ヶ国では済まなさそうだ。 街頭の看板も日語、韓国語、英語に加えて、ネパール語やベンガル語らしきものが並んでいる。色やデザインも独特だ。 驚いたのは、駅構内の多言語アナウンス。なんと24ヶ国語で、「事故防止のために、階段や通路は右側を歩いてください。階段は止まらずに進んでください」と流れている。駅構内の様子を実際に音声付きの動画で撮影してきたので一度聞いてみてほしい。 【動画】新大久保駅のアナウンス(クリックして再生) この多言語アナウンスは2015年に始まったという。前代未聞の24ヶ国語アナウンスを導入した当時の駅長、阿部久志さんに、取り組みのきっかけや狙いについて話を聞いてみた。 阿部久志さん。JR新大久保駅の前駅長(2012-2

    駅に来たら、母語が聞こえる。前代未聞の24ヶ国語アナウンスを始めた駅長が実現したかったこと|ニッポン複雑紀行
    Guro
    Guro 2017/12/06
    先日新大久保のライブラリアンのドキュメントを見たが、それにつうじるものを感じる。
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