最近、スーパーのジャガイモ売り場が熱い。名前を聞いたことのないイモが何種類も売られており、商品説明のPOPもやたらに充実している。 ジャガイモといえば「男爵イモ」か「メークイーン」で育ってきた私にとって、それらのイモたちとの馴染みは薄い。関係を深めようにも、いまいち相手の素性が分からないだけに、なかなか手が出ないのが現状だ。 しかし、いつまでも「これはどんな味なんだろう?」とか「調理しやすいのかな?」と、気にかけたままなのは精神衛生上よろしくない。 そこで、日頃から気になっていたジャガイモをあれこれ買い込んで食べ比べてみることにした。 (高瀬 克子) お米に「コシヒカリ」や「あきたこまち」という品種があるようにジャガイモにもそれぞれ名前があることは理解していたが、それにしたって「シンシア」だ。おフランスだ。 まさかフランスから空輸されてきたのか?と思ったが、よく見ると「北海道産」とある。ん