エロシェンコという、20世紀初頭に活躍した盲目の作家がいます。 ・・・あ、いえ、違います。 今回のテーマは佐〇河内氏ではありません。 タイミング的にアレですが、まったく他意はありません。 今、問題になっているウクライナおよびウクライナで使われているキリル文字の話です。 このエロシェンコ氏、日本に生まれたら確実にいじめられそうな名前ですが、幸いウクライナ生まれ(当時はロシア帝国領)でした。 病気によって幼いころに失明し、一時は荒れた生活を送っていましたが、当時、世界共通言語として流行していたエスペラント語を学ぶなどして徐々に更生。 そのうち、「盲人が按摩の仕事などをしてきちんと自立している素晴らしい国がある」ということを聞き、憧れるように。 実は、その国こそが日本でした。 「いや君、その名前だとちょっと・・・」という知人の制止(推定)も聞かず、1914年に日本を訪れます。 まぁ