タグ

2020年7月28日のブックマーク (1件)

  • 通貨から見たモンゴル帝国以後の世界システム - 上田信 | トイビト

    会員登録(無料)していただくと、記事から任意の箇所を抜粋したり、メモをつけて保存できるようになります。 モンゴル帝国はチンギス・ハン(1162年~1227年)によって建てられた世界帝国です。中国とモンゴル高原を中心に、西は東ヨーロッパ、トルコ、シリア、南はアフガニスタン、チベット、ミャンマー、東は中国、朝鮮半島をその支配下におきました。歴史上、もっとも広大な地域を治めた国といっていいでしょう。 モンゴル帝国繁栄の要因の一つとして、銀による交易があると考えられます。モンゴル帝国の中枢となる元朝が成立する前の中国では主に銅銭が使われており、そこには発行された年の元号が鋳込まれていました。ヨーロッパの通貨には各国の王の肖像などが刻印されており、それによって価値が保証されていたのです。 これに対して銀はどうでしょうか。基的には自国でしか使用できない各国の通貨とは異なり、銀であれば誰もがその価値を

    通貨から見たモンゴル帝国以後の世界システム - 上田信 | トイビト
    Humisawa
    Humisawa 2020/07/28
    “やがてその交易が変調を来すようになります。当時のユーラシアに存在していた銀の量はそれほど多くなかったため、交易が拡大するにつれてその不足が顕著となっていったのです。”