本年は、日韓関係にとって大きな節目の年です。ちょうど百年前の八月、日韓併合条約が締結され、以後三十六年に及ぶ植民地支配が始まりました。三・一独立運動などの激しい抵抗にも示されたとおり、政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました。 私は、歴史に対して誠実に向き合いたいと思います。歴史の事実を直視する勇気とそれを受け止める謙虚さを持ち、自らの過ちを省みることに率直でありたいと思います。痛みを与えた側は忘れやすく、与えられた側はそれを容易に忘れることは出来ないものです。この植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛に対し、ここに改めて痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明いたします。 このような認識の下、これからの百年を見据え、未来志向の日韓関係を構築していきます。また、これまで行ってきたいわゆる在サハリ
政権が再び“暴走”を始めた。菅直人首相が10日発表した日韓併合100年に関する談話は、十分な議論もないまま閣議決定され、平成7年の「村山談話」と比べても大きく踏み込んだ内容となっている。先の参院選で、その暴走傾向に「NO」を突きつけられたはずの菅政権だが、今度は歴史認識問題で大きな禍根を残そうとしている。 今回の首相談話は、まさに密室の中で決められた。 政府側が民主党サイドに「首相談話を10日に閣議決定」との方針を伝えたのは9日午後。福山哲郎官房副長官が党政調幹部を国会内に集め、談話の骨子を説明した。一部の出席者は「いつまで謝罪を続けるのか」と反対論を唱えたが、首相は黙殺するように側近議員と首相公邸にこもり、ひそかに文案を練り続けた。 こうして作成された談話は10日午前の閣議にはかられ、全閣僚が署名した。ただ、民主党政調会長でもある玄葉光一郎行政刷新担当相は閣僚懇談会であえて苦言を呈した。
参院予算委員会で大臣の遅刻に抗議する舛添要一理事(中央)。右は遅れてきて陳謝する原口一博・総務相=3日午前、参院第一委員会室(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞) 前原誠司国土交通相、仙谷由人国家戦略担当相、原口一博総務相の3閣僚が3日午前の参院予算委員会に遅刻し、開会が約15分遅れた。平成22年度予算案は2日の衆院通過により、参院の審議にかかわらず年度内成立が確定しており、異例の遅刻は気の緩みととられかねず、野党は「参院軽視だ」と強く反発した。 [フォト]大臣の遅刻に平謝りの平野博文官房長官 遅刻した3閣僚は委員会の冒頭にそれぞれ発言を求めて「申し訳ありません」と陳謝した。ただ、遅刻理由は説明しなかった。簗瀬進委員長(民主)は「遅れた方がいたのは遺憾だ」と不快感を表明し、平野博文官房長官も陳謝した。 3閣僚が到着するまでの間、鳩山由紀夫首相やほかの閣僚は待機し、生中継を予定していたNH
2009年09月26日12:00 カテゴリ政治改革民主主義 「構想日本」の政党法制定提案は財界的発想で酷い! はじめに (1)行政刷新会議の事務局長に、民間シンクタンク「構想日本」の代表が抜擢される可能性が出てきたようだ。 日経新聞2009年9月25日(07:00) 刷新会議事務局長、加藤氏で最終調整 「構想日本」代表 政府は24日、行政の無駄を洗い出す行政刷新会議の事務局長に、民間シンクタンク「構想日本」の加藤秀樹代表を充てる方向で最終調整に入った。加藤氏は旧大蔵省出身で、国の事業が本当に必要かを判断する「事業仕分け」に取り組んできた。仙谷由人行政刷新相は就任後に加藤氏と複数回にわたって会談。事業仕分けの手法などについて意見交換している。 訪米中の鳩山由紀夫首相の帰国後、27日以降に最終決定する見通し。仙谷氏は同会議の事務局の規模を30〜40人とし、官僚と民間人をそれぞれ半分程度にする考
鳩山由紀夫首相は17日、藤井裕久財務相らに対し、18日の閣議前に平成21年度補正予算の一部執行停止を検討する「閣僚委員会」を開催するよう指示した。予算編成の骨格を決める国家戦略局の前身として「国家戦略室」も同日設置する方針。「脱官僚政治」の実現に向け、早速、主導権を発揮し始めた。 戦略室長には、旧大蔵省出身の古川元久衆院議員が就任する。 閣僚委は藤井氏と菅直人副総理・国家戦略担当相、仙谷由人行政刷新相、平野博文官房長官の4人で構成。首相は17日夕、4人を首相官邸に呼んで閣僚委開催を指示した後、記者団に「閣僚委で補正予算の執行をどうするかの方向をまとめ、閣議にかける。事務次官会議を経ずに関係閣僚で意思決定してもらう」と語った。 閣僚委では、補正予算で組んだ基金や公共事業などの執行停止を進めることを確認し、その上で首相が閣議で、各閣僚に「無駄遣い」の洗い出し作業を指示する予定だ。 これに先立ち
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